当ブログコンテンツの無断転用はご遠慮ください
このエントリーをはてなブックマークに追加        
  • 2022年04月24日14:40

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/神奈川選抜×愛知選抜(2)

どーも!!

運動不足のせいか中性脂肪だかなんだかの数字が
悪化してしまい、健康診断の結果が過去2回より
ちょっと悪くなってしまった男、編集者・Kです。

※先日の日記(コチラご参照)にて「背が縮んだ」
ということをお伝えしましたが、後日送られてきた
診断結果でまた凹むという(いやはや…)。

うーん、やはり運動は大切ですな。

減量直後の頃なんて全部の数字が良くて
何もかも絶好調だったんだけどなあ。


って、あの頃はよかった的に過去を振り返っても
しょうがないので、ブログのほうを振り返ります
(なんじゃそりゃ)。


はい、前回に続きまして
全国編の国体、神奈川×愛知のあとがきです。

※目次はコチラでございます



589話にて、
この試合のレフェリーは接触プレイがあった際に
オフェンス側のファウルをあまり取らないタイプ、
ということを書きました。

これ、ケッコーな試練になりましたね。

ご存知の通り、森重のウリはそのサイズとパワー。

原作時もディフェンスを蹴散らすようなプレイで
ダンクを決めたり、なかなかの暴れっぷりでして、
我がブログでもそういう扱いをしてきました。


そんななか、オフェンスファウルをあまりとらない
レフェリーが登場したってのは、この怪物を擁する
愛知選抜にとっては大変都合のよい展開ですよね。

つまり、神奈川にとっては「試練」。

森重攻略法のひとつである「ファウルトラブルで
コートから追い出す」という手が狙いにくくなった
ということですので。

あ、
そういえば、「正々堂々」とか「真剣勝負」とか
そういう言葉が尊重される日本においては、この
ファウル作戦ってやや卑怯な手段に思えるかも
しれませんが、わりとバスケではよくある話です。


NBAでもよくありましたよ。強力なビッグマンを
ファウルトラブルに追い込むというパターン。

たとえば全盛期のシャキール・オニールとか。

彼と素直に真っ向勝負なんてしちゃったら、
みんなふっ飛ばされちゃうんで、ゴール下の攻防で
ファウルを誘発するというのは、いろんなチームが
考えることでした。2000年ファイナルのペイサーズ
なんてケッコーそれを駆使していたと思いますよ
(実際、退場に追い込んだ試合もあったしね)。


ここは、ちょっと強調させてもらいました。

590話では彼のプレイを「ショルダータックル」と
形容したりもしましたね。

さすがにコメント欄に「これはヤリスギ」的な
意見もいくつかもらっちゃいましたが(苦笑)。


このへんはテキストしかないブログの弱点かも
しれません。どのくらいの「当たり」なのかは
みんなの想像にゆだねられる部分が大きいので
「まるでショルダータックル」みたいなことを
書いちゃうと、とんでもない画を思い描くことに
なっちゃいますわな。


そんなわけで、
森重の大暴れにより第2クォーターは愛知選抜が
みるみる点差を詰めていきます。

その後、この状況を打開したのは流川でした。


フローターショットで森重を超えるんですよね。

これ、いまの時代ではビッグマンに立ち向かう
ときの常識のようなプレイになっていますが、
当時はまだ誰でもやることじゃなかったかな。

で、わしは「ループシュート」と書いてたかな。


これはね、この高校時代のストーリーのどこかで
出さなきゃいけないプレイだったんです。

大学編で天崎が同様のプレイを決めて
「流川先輩直伝」と言うシーンがあるんですよね。
あれを、どこかで回収しなきゃいけない。

後のことを特に考えずにアレコレ書いちゃった、
過去の自分のストーリーとの戦いがここにも。


ここからはしばらく桜木と森重のバトル。

序盤はスピードで桜木が優勢、
その後、件の審判の件もあり、森重が盛り返し、
そして、桜木も対応し始めたところで前半終了。

ここがこのゲームのカギになるんじゃないかと
匂わせつつ、試合は折り返すこととなりました。


そして593話、ハーフタイムにて桜木に
ひとつ新たな手段が提案されます。

「フルフロント」のディフェンスです。

森重に対抗するにはこれしかないと、
バスケエリートの1年生軍団が伝えるんですね
(うーん、ホント役に立つわ、1年生たち)。


おっと、そういや、いま書いてる試合でも
この守備が出てきますねえ。はい、同じですよ、
フルフロントのディフェンス。

まあ、与えられた任務はしっかりこなすタイプの
荒石とは違い、桜木はこの守備方法に難色を
示したりもするわけですが(笑)。


と言いつつ、594話では、そのフルフロントの
ディフェンスを実行する桜木。

ちょっとずつ彼が成長していく様を妄想するのは
このブログの最大の醍醐味だと思っています。
こういうところは丁寧に書いていかないとね。


そこから、福田、仙道、流川の活躍へ。
国体チームはオール190cm以上の構成も可能で
それがこのゲームでも猛威を振るいます。

これはまさに国体編ならではの面白さですよね。
チームのメンバー全員が主役級なわけでして、
嬉しい共演が続くというね。

そして、彼らによる中のスコアが増えたところで
神の目が光るという。うーん、イイ感じだ。


って、
読み返しながら思ったんですが、この試合、
ケッコー面白いですね(自分で言っちゃたわ)。

いや、自分の記憶の中で、上手く書けたかどうか
なかなか自信がなかったゲームなのですが、
こあとがきのために読み返してみると、思ったより
試合の流れがハッキリしてて、まあそれなりに
よくできてるんじゃないかな、と。


そこからお互い譲らぬ攻防が続き、
第3クォーター残り30秒、桜木に3つめのファウル。


「これが神奈川の悪夢の時間の始まりだった」
という、とんでもなく怖いメッセージと共に
601話が終わります。

コメント欄が、不安あり、罵声あり、予想ありの
賑わいとなったのでした。まあ、そうさせるような
書き方をしちゃいましたからね。


そんなわけで、次回はこの試合のラストの攻防を
色々振り返ってみようかなと。あのコメント欄が
大荒れになったやつですね(苦笑)。


みなさん、601話まで読んでおいてもらえると
次回のあとがきの事前準備は完了かなと。





んじゃ今日はこのへんで。


ではでは。


-


このエントリーをはてなブックマークに追加        






「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/神奈川選抜×愛知選抜(2) へのコメント一覧

  1. 1.
    • ミッチー
    • 2022年04月24日 15:23
    • 5

    Kさんいつもありがとうございます!

    神奈川VS愛知。ハーフタイムの神奈川バックコート陣とインサイドの作戦タイム。花道を中心に荒石、一ノ瀬、高松の1年トリオの会話がすごくよかった!

    後半福島との闘いでも猛威をふるった190オーバーラインナップ!花道のフルフロントディフェンスで森重封じ、伊達兄弟につく流川&仙道!福田、神も攻撃面で活躍の中、この愛和戦の主役田岡監督のニヤリとするところで原作らしさがでててこちらもニヤリとしました!

    花道が3ファウルに陥った後のこの後の展開が目まぐるしく代わり衝撃でした!

    宮城が出ていたらこのあとの展開どうなっていたのか、マイケル沖田がいたらもう少し楽になっていたのかなどKさんの考えも気になります。
  2. 2.
    • ルック
    • 2022年04月24日 20:40
    • 5
    前からKさんのイメージがメタボのおじさんっていう勝手で失礼なイメージを持ってしまっているので、体に気をつけていただきたいです。といっても自分も年々健康診断の結果が悪くなっていっているのですが…
  3. 3.
    • joy
    • 2022年04月26日 00:57
    サッカーやってる私からしたら「バスケってショルダータックル禁止なの?」ぐらいの感覚でした笑

    とはいえサッカーだって肩から突っ込めば何でもOKなわけではなく、並走時などに相手の肩に自分の肩をぶつける形なら許容されているだけですし、それだって無防備な相手に過剰な力で挑めば反則どころか退場の対象となるプレーです。
    「肩で行ったじゃん!!」とか叫ぶ勘違いサッカー選手はたくさんいますが…
  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2022年04月30日 09:56
    >>1
    たぶん、マイケルは出さないかなあ。
    なんとなく。
  5. 5.
    • 編集者・K
    • 2022年04月30日 09:57
    >>2
    健康には気を付けております!
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2022年04月30日 09:59
    >>3
    ファウルの線引きは違いますね。
    動ける2メートルの集団が戦う競技なので、
    ショルダータックルでも致命傷です(笑)




コメントする(このブログのコメントをRSSフィードで購読することができます)

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/神奈川選抜×愛知選抜(2) にコメントする
絵文字
K-twitter K-facebook
Twitterボタン [henshusya_k]
編集者・Kのtwitterアカウントです。皆様お気軽にフォローしてくださいませ。
facebookボタン [k.no.heya]
Kの部屋のFacebookページです。皆様お気軽に「いいね!」してくださいませ。
LINE読者登録
小説、始めました!
新たなチャレンジ、動いております!
是非ご覧ください!( 執筆の経緯はコチラ)


最新記事
月別アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
PROFILE
編集者・K / 編集者・K
雑誌・WEB編集の仕事をしているKと申します。「スポーツ」「TVゲーム」「少年漫画」「お笑い番組」「マカロニグラタン」をこよなく愛するオジサンです
  編集者・Kにメッセージ>>>>>Mail to K
  編集者・Kとtwitter>>>>>>>henshusya_k
  編集者・Kとfacebook>>>>>>Kの部屋
ACCESS
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

スポンサードリンク

トップに戻る