スポーツ大好き、そしてプロレス大好き、
そんなオッサン、編集者・Kでっす!
最近、更新頻度の高いこのコラム、
ついに鉄板中の鉄板、行ってみたいと思います!
ちなみにこんなコラムです。
わりと「おっさんホイホイ」かもしれません。
↓
この人、
誰が何と言おうと、問答無用で「最高」の
プロレスラーでしょう。異論はナシでしょう。
初代タイガーマスクでございます。
その正体は、天才・佐山聡。
日本のプロレス人気を頂点にまで押し上げた
伝説のスーパースターであり、おそらくは、
いま世界中に広まっている総合格闘技を最初に
「定義」した人物でありましょう。
プロレス界、格闘技界、双方における
レジェンド中のレジェンドであります。
タイガーマスクのデビューは1981年、
そして引退は1983年、1977年生まれのわしは
当時、4歳〜6歳ということになりますが、
よほどのインパクトだったのでしょうか、
タイガーマスクのことはうっすら覚えています。
特に、欽ちゃんの番組でマスクを脱いだ瞬間は
メチャクチャ鮮明に覚えていますね。
テレビの前で父親と一緒に「おおおーー!!」と
叫んだあの日、うん、よく覚えています。
さてさて、
御存知の通り、タイガーマスクはもともとは、
漫画&アニメから生まれたヒーローです。
♪行け、行け、タイガー の歌でお馴染みの
あのアニメ、当時の少年たちはみんな見ていた
ことでしょう。
※放映時はわしは生まれておりませんが、
再放送で当然ガッツリ見ております
その後、そのタイガーマスクが実際に
新日本プロレスのリングに上がることに
なるわけですが、
(最初のカッコ悪いマスクの話はおいといて)、
なんとまあ、信じられないことに、生身の人間が
アニメを超えた動きをするわけですよ。
誰が呼んだか「四次元殺法」、それまで誰も
見たことのない動きと技の数々、もう驚くほか
ないわけです。毎週ワクワクの連続。
バカみたいに跳ぶ、
いちいちあらゆる技がカッコいい、
さらに、相手に投げられても着地する、
なんつーか、弱点がない(笑)。
さらにそのうえ、「強い」ときたもんだ。
なんせ、彼は結局デビューから引退までのあいだ
一度も負けてませんから(正確には、反則負けが
一度ありますが、まあそこはノーカンで)。
こんなもん、人気が出ないわけがありません。
いまでも史上最高のレスラーにタイガーマスクを
挙げるファンは少なくないのも頷けます。
で、
こんなエピソードがあります。
わし「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」
が大好きなのですが、そのなかで「昭和プロレス
スペシャル」という、一般の若いリスナーを完全に
無視した企画をやったときのことです。
くりぃむしちゅーの二人と、ますだおかだの二人が
アツくアツくプロレスを語ったこの回にて、
リスナーからこんなハガキが届くんですね。
「自分はプロレスをあまり知らないのだが、
どの試合を見ればその素晴らしさが分かるか」
これに対し、上田さんが「答え」を出します。
「それはもう、初代タイガーマスクを
見てもらえれば一発なんじゃない?」
※くりぃむしちゅーといえば、有田さんの方が
プロレスファンの印象が強いかと思いますが、
実は、有田さんのプロレスの師匠的な存在は
上田さんなんですよ
これには誰も異論なし。
増田さんは、「『アメトーーク!』のなかで
プロレス大好き芸人をやったとき、プロレスに
興味のない女性客が、初代タイガーの映像には
大興奮だった」と語り、
上田さんも「昔のテレビ映像(漫才とか)は、
それがどんな名作でも少し古臭く感じるものだが、
タイガーマスクの動きだけはいま見てもまったく
古くない」と凄さを説明。
が、そのとき、有田さんがこう言うのです。
「ただし、ちょっと気を付けて欲しい部分もある。
最初に初代タイガーマスクの映像を見てしまうと、
その後、他のレスラーの試合を見てもつまらない
ものに映ってしまうかもしれない。なぜならば、
タイガーマスクは『最高』だから」
そう、最高なのです。
わしが冒頭で最高と言ったのは、こんなラジオの
エピソードも込みの断言でございます。
そして、わしは思うんです。
四次元殺法の素晴らしさは当然として、
やっぱり戦績がとんでもないよな、って。
無敗、って。
いやいや、無敗って。
(1度の反則負けを例外とし)、ただの一度も
敗北なく引退したプロレスラーなんて、
おそらく他にはいないんじゃないかしら。
馬場も猪木も鶴田も長州も前田も三沢も武藤も
何度も負けてます。どんなヒーロー、レジェンドも
「負けたことがない」なんてことはありません。
いまの時代、プロレスという競技の仕組みは
皆さん知っているでしょうから、いちいち語りは
しませんが、つまり初代タイガーマスクは、
一度も「負けさせる」話にならなかったっていう
ことですからね。誰もそうできなかった。
タイガーマスクに勝っていいポジションにまで
上がる選手が、最後まで出てこなかったんです。
だって、最高だから。
これってある意味、リアルファイトの無敗よりも
価値が上なんじゃないかとすら思うんですよね。
この世に、初代タイガーマスクが負けるところを
見たことがある人は一人もいないんですよ。
わしはいつも、初代タイガーマスクを語るとき、
そこを一番のポイントにしています。
もう一度言います。
初代タイガーマスクは、最高です。
まだ見たことがない方、悪いことは言いません。
初代タイガーマスクの試合は、見ときなさい。
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ほら、全然古くないでしょ。
これが40年前の試合なんですよ。
↓
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早くもファイナルアンサーのような選手を
紹介しちゃいましたが、プロレスラーの話は
今後も書いていく予定でございます。
プロレスファンの皆さん、お楽しみに〜。
ではでは。
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嗚呼、スポーツ名選手/初代タイガーマスク へのコメント一覧
佐山氏はトーク力も素晴らしいので話もおもしろい
貴闘力との対談動画も最高
貴闘力を「いだいな方」といい、その直後に「胃が大きいで胃大」というあたり笑いのセンスも抜群
当日のパンフレットの対戦表にはダイナマイトキッドの対戦相手が空欄になっているんですよ
今でもそのパンフは宝物です
(後年、この漫画 フィクションも多い いうことでちょっとがっかりしたことも)
いずれにしろリアルでの強さもあって最高にかっこよかった。
入場のときの上段ロープにたつところからもかっこいい。
この人の当時の人気は本当に凄かったですね‼️
TVにも出まくってたから今でもYOUTUBEとかで沢山動画見れますが、2年ちょっとしか活動されてないんですよね
オリンピックアスリート級の身体能力と、色々とタイミングとか凄くて一見さんも釘付けになってしまうの間違いなしで
Kさん、もっと語りたいだろうなーとニヤニヤ読ませて頂きました‼️
ホントに最高の試合でしたね。
私は高校生活をタイガーの活躍と共に過ごしました。
挿入されてた動画でほぼほぼ初めてプロレス観ましたが、、めちゃくちゃ凄いですね。(語彙力)
短い動画でしたが、魅了されました。
ちょっと勉強してみようかな。
これからもプロレス系の記事を書いていただけるみたいなので、楽しみにしてます!
ローリングソバットかっこよかった。
ドラゴン、サスケ、ハヤブサ、
数々の名ジュニア戦士がいますが、
タイガーとライガーは別格かもしれませんね。
そう!
それも技術のうち!
な、なんという歴史の証人…!!!
そのパンフ、「なんでも鑑定団」にぜひ!!(笑)
タイガーマスクにまつわる話は、
どんな作り話でも、事実かも、と思える。
そのくらい彼は別次元。
くりぃむしちゅーの上田さんは、
記事中のラジオ番組で、アスリートに留まらず、
「あらゆる日本人の中で一番の天才」と言っていました!
ど真ん中世代じゃないんで、わしにとっては、
わりと「伝説の人」なんですよね。
自分の目でリアルタイムにあまり見てないので、
ちょっと語り辛い部分もあるかも。
おおお、高校時代にタイガーマスクですか。
それは羨ましい…!!
※わしは幼稚園の頃なので。
お任せください。
昭和後期〜平成中期のプロレスならば、
思いっきり語れます!!
ああ、ソバットいいですよねえ。
タイガーステップからの流れが最高。
ああ、ブラックタイガーよかったですねえ。
ゴジラvsメカゴジラ的なワクワクがありました。
裏番組で、太陽にほえろや金八先生がやっていた時代で視聴率は30%を超える、プロレス黄金時代ですね。
Kさんと同い年なので、初代の方は印象が薄い。リアルタイムで見た武道館での数々の三冠戦。戦いだけでなく、生きざまにも感動させてもらいました。
是非、次回はKさんも大好きな『三沢光晴』を語ってください♪
オッサンホイホイ的には前田太尊の得意技にローリングソバットが無かったかも…(笑)
以前やった「三沢vs武藤 実現したらどうなるか?」も面白かったですが、Kさんがプロレスラーを紹介するパターンも楽しみです。
三沢武藤といったド定番から、えべっさんのような変化球まで…期待。わくわく。
人気ドラマすらをも蹴散らすタイガーマスク!
わしも一番好きなレスラーは三沢です。
が、「一番のタイガーマスク」といえば、やはり初代でしょう。
太尊のソバットは、正式は父親直伝ですけどね(笑
ハイ、プロレスラーは積極的に紹介するようにします!!