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  • 2022年05月17日12:12

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(203) リメイク版

※この記事はリメイク版です
リメイクの経緯はコチラ
元記事はコチラ



準々決勝第4試合

青葉 3
中洋 0

神宗一郎のスリーポイント、
「ゴッド・ハンド」で青葉が先制。


「来た、来た、来たああーーー!! 
いきなりゴッド・ハンドだ!!!」

「いいぞ、青葉! 最高の立ち上がりだ!!」


観客席の福田、腕組み。

(さすがはジンジン…)



バチン!!

藤真と神、ハイタッチ。 

「よーーーっし!!!!!」



そして、藤真は森重にも一声。 

「ナイスパスだ、森重!」


森重 「うぃ」



桜木が腕組み。 

「ゴッド・ハンドか。ウチでいうモーリー
みたいなもんだな。アオバの外の攻撃は、
あれがメインになるってことか」

牧が返す。 

「いや、それが神だけじゃないんだな、
青葉の外は」


桜木 「ぬ?」



ザシュ!!!!


「来たーーー!!! 今度は家村ーーー!!!」

「神、家村、スリーポイント2連発!!!」



青葉 6
中洋 0


河田が腕組み。

「洛安出身、家村誠。ラインのかなり後ろからでも
確実に射抜いてくる。特にスピードやジャンプが
あるわけじゃないが、シュート力は抜群だ。
神がもう一人いるようなもんだな」

牧がニヤリ。

「で、これまたSGってわけだ」


諸星、しかめっ面。

「もういい」



青葉がスリーポイントを立て続けに決めて
一気に6点リード。

開始1分にも満たないうちに、
青葉は波に乗った。



さらに、守備も好調。

中洋の攻撃をことごとくシャットアウトする。


バッシイイイ!!!!


「出たあああーーーー!!!!
森重のブロック!!!!!」

「208cmがあのスピードで動くとは!!
これぞまさに、怪物…!!!」


桜木、ニヤリ。 

「来たな。デカ坊主!!」



バシ!! 

肉弾戦からルーズボールを獲ったのは、
PFの4年生、前川。


福田が腕組み。 

(粘り強いな、あのPF)


決して派手な活躍はしないが、
リバウンドやルーズボールに体を張る
堅実なタイプのフォワード。

いわゆるロール・プレイヤーである


前川は、すぐさま藤真に渡した。 

「よし、速攻!」




そして、



ドガアアアア!!!!!!!!!!!


速攻から森重のボースハンドダンクが炸裂。


「出たあああーーーー!!!!! 森重!!!」

「強烈!!! まさに“和製ジャック”!!!!」



コートサイドの彦一。

「出たで、森重君のダンク。バックボードが
壊れそうなほどに叩きつける、まさしく
日本版のジャック・アタックや」

カメラマンがニコリ。

「これはいい画が撮れたぞ。しかしホントに
ジャッキーばりの迫力だ」


―― 和製ジャック


「ジャック」とはNBA現役最高センターとも
称されるビッグマン、ジャッキー・オーリンの
愛称である。

彼が試合で見せる強烈なダンクシュートは
「ジャック・アタック」と呼ばれており、
本場アメリカの観客が最もエキサイトする
プレイのひとつとして有名である。


森重のプレーはこのジャックに非常に
似ていることから、大学バスケファンは
彼を「和製ジャック」と呼ぶ。


彦一 「これまたナイスネーミング!」 

※やはり名付け親



観客席の仙道。

「なるほど。森重のインサイドと神&家村の
長距離砲で中外共に最高レベルということか。
確かにこれは相当にいいチームだな」

清田が横槍。

「いや、センさん、外に欠点があるぜ。
ドリブルで切れ込むタイプがいねえ。
そう…、俺のように!!」


諸星がニヤリ。

「お、分かったか。まさにそこが唯一の欠点だ。
去年ウチがインカレで青葉を倒したのも、
そこの差を活かしたのが大きかったってわけさ、
つまり…」

河田 「牧のおかげだ」


諸星 「そうだ、…じゃなくって、オイ!!!」




ところが、




ダム!!!!


「行った!!!! 速あああーーい!!!!!」

「すげえドライブ…!!!!!」




バス!!!!


青葉 10
中洋 2


「決まったあああーーーーー!!!!!
ここで藤真のカットイン!!!!」

「今のは本当に速かったぞ!!! 
まるで深体大の諸星のようだ!!!」


諸星 「ム…!?」



PG・藤真が鋭いドライブから
レイアップを決めて、青葉10点目。



仙道、ニコリ。 

「今年はペネトレイトもあるみたいですね」


牧、苦笑い。 

「らしいな」

河田が続く。 

「弱点は…、なくなったってことか」


清田。冷や汗。

(い、今のは速えぞ…。さすがは
牧さんのライバル、藤真……)



逆サイドの観客席。

腕組みの花形。

「さすが藤真だ。昨年の課題は
既に解消済みってことか」


赤木 「しかも自分で解消しとる」

宮城 「フン、スピードなら負けねえよ」 

(でも、今のは正直速ぇぞ…)




記者席の弥生

「もはや青葉に弱点はないわ。そのうえ
センターのポジションには大学最強の怪物。
これは純粋な戦力値でも深体大と同格、
いや、ひょっとしたら…」

町田が身を乗り出して見ている。

「本当にいいチームですよ。牧紳一と並ぶ
最高の司令塔に、2本の長距離砲、中には
和製ジャックと堅実なPFがいる。穴はない」



「強い、青葉!!!!!」

「これは、予想以上だ!!!」


記者席がどよめく中、

さらに青葉は攻める。



ザシュ!!!


藤真がトップの位置から
スリーポイントをゲット。


「うわああああああーーーー!!!!!
今度は藤真の外だああーーー!!!!」

「まだいた…!! 青葉のスリーポイント
シューターはまだいた!!!!」



桜木 「おお、ホケツ君もなかなか…」

牧 「そうだったな。藤真にも外があったな」



カリカリカリ…。

町田が取材ノートにペンを走らせる。

「2本の長距離砲っていうのは訂正だな。
青葉の大砲は3本だった。しかも1人は左利き。
なんだかホントにカッコいいチームだな」



「青葉、強えええーーーー!!!!!!」

「まさに死角なし!!!」



その後も青葉はゲームを圧倒的に支配。

大差で中洋を降し、準決勝進出を決めた。



青葉 128
中洋 45



弥生が苦笑い。

「ホントにコレは、ひょっとするわね……」









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