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  • 2022年08月22日12:15

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(214) リメイク版

※この記事はリメイク版です
リメイクの経緯はコチラ
元記事はコチラ



準決勝第一試合

2ndクォーター

深体大 33
明利大 23


「深体大強ええええーーーー!!!!!」

「どこをとっても超一流のメンバーだ!!!」


諸星のダンク2連発に観衆が沸く。



が、
明利大メンバーの表情は変わらない。

赤木が手を叩き、宮城が声を出す。


「さあ、一本返すぞ!!!!」

「オウ!!!!!!」



牧、ニヤリ。 

「おう、かかってこい」

河田雅も笑う。

「ミラクル明利は変わらないな」



キュッ!!!

明利大のオフェンスは、
またもや、赤木と花形のダブルポスト。


そして、ローポストの赤木にボールが渡る。

「また赤木だ!!」 

「河田兄との勝負!!!」



ダム!!


やはりパワーで押し込みに行く。


が、今度は河田雅もしっかりと抑える。


河田 (連続はさせないよ)

赤木 (ちっ)


「赤木! こっちだ!!」 


花形が呼んだ。



赤木 「オウ!」 


ビッ!!

ローポストのからハイポストへのパス。


キュッ!!!!


今度は河田美のチェックが早い。

花形の攻撃を阻止。

(もうやられないぞ!)



ビッ!

花形は、赤木とは逆のローポストに
ボールを落とした。


そこには、荒石。


諸星を背中で抑えてボールを受け取る。


「おおおーーーーー!!!!」

「再びインサイド!!!」


そのまま、ゴール下シュート。


バス!!!!


深体 33
明利 25


「おおおおおーーーー!!! 荒石!!!」

「ローポ、ハイポ、ローポ! 中の連携!!」



「荒石、ナイス」 

花形がそっと手を出す。


バチン!

荒石が勢いよく手を叩いた。 

「あいよ!」



記者席の弥生。

「喰らいつくわね…。あんなスーパープレイを
決められても気落ちしない」




続く、深体大の攻撃。


牧 「行くぞ!!!!!」

「オウ!!!!」


キュキュッ!!!

明利大はマンツーマン・ディフェンス。


ボールを保持する牧には、宮城。

(そろそろココにエンジンがかかってくる…)


牧がゆっくりとドリブル。

ダム、ダム、ダム……


そして


ダム!!!


「行ったあああーーーーー!!!!!!!」


“最強のペネトレイト”、発動!


宮城 (来た!!)



宮城、喰らいつく。

抜かせない。


「おおおおおーー!!!! 宮城!!!」 

「牧についていってる!!!」



三井 (宮城…!!!)

藤真 (どうだ…?)


ダム!!!!


しかし、牧はかまわず突進。




バス!!!!


強引にレイアップを決めた。


深体 35
明利 25



「うわああああーーーー!!! 
ついに出たーーー!!!!」

「これぞ、最強のペネトレイト!!!」

「抜いてねえのに、ねじ込みやがったああ!!」

「ダメだ!! 1対1じゃ止めらんねええ!!!」



藤真 (やはりあれは一人じゃ無理か……)


河田雅、苦笑い。 

「はは、味方ながら恐ろしい」

諸星も同じ。 

「まったくだ…」



宮城 「くそっ…」

赤木 「ついに牧の調子も上がってきたか…」


ポン、

花形が二人の肩を叩く。

「どうした? 取られたら取り返すまでだろ?
牧がスゴイことは分かってるじゃないか」


赤木、キッと目を見開く。 

「ああ、そのとおりだ」

宮城、頬を叩く。 

「分かってるよ、花形さん」



その様子を見ていた牧。

(どうやら、このピリオドは
これ以上突き放せないな…)




明利大は踏ん張った。

「我慢の時間」と位置づけた
このピリオドを耐えた。





ザシュ!!!!


「おおおおお!!! 畑山のスリー!!!!」

「中を連続で攻めた後に外で来た!!!」


宮城 「へへっ!」



杉山が感心する。

「いい攻撃だな。さっきまで赤木達で
攻め続けたのがいい布石になってる。
宮城は冷静に状況を判断してるじゃないか」

桜木、ニヤリ。 

(イカスぜ、リョーちん。じいに負けてねえ)



「3点だ!!! 点差をひとつ詰めたぞ!!!」



深体 35
明利 28



ダム!!

「牧だ!!」 

「また行った!!!!」


宮城はついているが、先ほどと同様。

牧の突進は止まらない。


「今度は獲らせん!!!」 

赤木が出た。 


スッ!!


牧、河田雅へさばく。

「ナイスパーース!!」



しかし!


「甘めーぜ!!!」

荒石が後ろからブロック。


「おおおおおーーーーーー!!!!!!!」

「荒石!!!!!!」


が、


河田雅はシュートモーションを止め、
ノールックで背後へパス。


荒石「なに!?」

(後から行ってんのに、なぜ分かる…!!?)



そのパスアウトのボールは…



「諸星!!!!」 



ザシュ!!!!


「うわあああああああああーーー!! 
今度は諸星、スリーだ!!!」

「諸星が当たってる!!! 止まらない!!」



河田雅 「よし」

(ブロックに来るのはいいが、
その位置は空けちゃいけないな)

荒石 「クソ…」

(このオッサン、ゴツいくせに上手え…)



深体 38
明利 28


3点で詰められた差を3点で返し、
再び10点差。



藤真 (だが、10点からは開かない)


宮城 「我慢、我慢!!」

赤木 「耐えるのみ!」



この後、この10点前後の差を保ったまま、
2ndクォーターは進んだ。

相変わらず深体大の猛攻は止まらないが、
明利大はその度に取り返した。




そして、



『ビビーーーーー!!!!』



2ndクォーター終了

深体 44
明利 35



「おおおおおーーーーー!!! 一桁!!!」

「耐えた!! 明利が耐えたぞ!!!」



弥生、ニコリ 

「ギリギリセーフね」


藤真、腕組み。

「完全な深体大の流れの中、よく耐えたな」

神、頷く。

「次、流れが変わった時が、おそらく
明利の勝負どころでしょうね」



宮城 「へへ、凌いでやったぜ。ザマーミロ」

(見てろよ、牧紳一。見てろよ、深体大。
後半ウチに流れが来たとき、覚悟しろ)






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