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  • 2022年08月26日16:52

「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/桜木×安西

どーも!!!!

今週ついに平日更新できた男、
編集者・Kでっす!!!

※体調はだいぶ良くなってきました(たぶん)


で、今日は「あとがき」です。

2か月ぶりくらいの更新ですな、この企画。

わりとサクサク書ける系の連載なので、
忙しい時の強い味方だったのですが、それでも
2か月も止まっていたという…(すみません!)。


今回は、以前の人気投票で
1位になった話を振り返ります。





覚えてますかね、人気投票。

1位になったのは、三井の引退でもなく、
記念すべき1000話でもなかったんです。

意外な結果だと思いつつも、大変嬉しかったのを
よく覚えています。これ、自分でもかなり好きな
エピソードだったので。


はい、今回振り返りますのは、
626話「公園にて」です。


が、
その前に、624話から読んだほうがいいかな。


場面は、国体後。

愛知選抜の森重に打ちのめされ、
秋田選抜との決勝で不発に終わり、
意気消沈の桜木のハナシです。


あまり覚えていない方は、
ここから626話までの3話を改めて
読んでもらうとよいかと思います。





はい、読んでいただけましたか。


※読んでない方、引き返してください(笑)
いや、覚えているならそのままGOですが。



これ、言うまでもないことだと思いますが、
原作の湘北×海南戦後のエピソードを
意識しつつ書いたものです。

雰囲気似てますよね。
舞台が公園なのは、そのまんまですし。


※あれ? あのときと同じ公園っていう
設定で書いたんだったかな?

※ついでに、それがレイアップを初めて決めた
公園と同じだったかは定かではなかったので、
テキトーにごまかしました(うまいことね:笑)


原作では、晴子が桜木に声をかけて
その後の復活へのカギとなったわけですが、
今回その役割を担ったのは、安西でした。

さらにいえば、間接的に流川楓なのかな。


結構コテンパンにやられましたからね、桜木。

となると、リーサルウェポンをもってくるしか
ないだろうと思いまして。

安西&流川になるでしょう、やっぱり。



挫折からの復活。

成長物語の途中には、こういうストーリーが
多々あるものですが、とはいえ結構な具合いで
やられちゃいました。そうそう簡単に立ち直れる
ものではなかったでしょう。

そこからの復活、そして冬の戦いへの決意。

これは凄く大事な場面です。


なのですが、
意外とスイスイ書けた記憶があるんですよね。

こういうターニングポイントの描写って、えてして
「あーでもない、こーでもない」と悩むものですが、
なんかアタマの中の二人が凄くスムーズに会話を
交わしてくれたような感覚があったんです。


ハッキリと画が浮かんでいました。

桜木と安西が立つ公園、
少し心地よい風が吹いているような雰囲気、
まわりには誰もいない、ふたりの空間、

それを文字に起こしたら、ああなったという。


そのおかげか、
コメント欄にも「はっきりと見えた」という
声を幾つももらった記憶があります。

そりゃもう、ものすっごい嬉しかったですね。

おそらく、あの時のわしのアタマの中の画と
みなさんが思い描く画は、同じだったのでは
ないかという手応えを得られましたので。


この624〜626話、いま読み返してみても、
確かによくまとまってると思います。

これ、よく書けたもんだなあ、あの時のわし、
って思ったりもするのですが、

でも、あのとき凄く悩みながら書いたような
記憶は全然ないんですよね。

いわゆる「降りてきてた」状態だったのかなあ。


たまにあります、そういう時が。

「スラムダンク」の凄さってこういうところ
なんだろうなあ、たぶん。

こんな妄想するオッサンのアタマの中でも
キッチリ動くこのキャラクターの強さたるや。




そんな626話、
皆さんの支持もたくさん得られたし、
我がKの部屋のなかでも凄く大事な1話ですね。

是非みなさんの感想を改めて聞いてみたい。


気が向いたら、コメントくださいな。


ではでは。



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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/桜木×安西 へのコメント一覧

  1. 1.
    • ひなた
    • 2022年08月26日 20:31
    久しぶりに見返して、涙腺が緩みました。笑
    学生時代からKさんの書く物語を読み続け、気づけば30を越えました。スラムダンクの持つ素晴らしさはもちろん、頭の中で思い描ける続きを描き続けてくれて、本当にありがとうございます。
  2. 2.
    • 俺の13番
    • 2022年08月26日 21:12
    桜木の持つ流川へのライバル心って、最初は晴子さんへの恋心がきっかけ。しかも、自分が流川より実力て劣っていることを認めたくないという理由だけでの言動が多かった。具体的な結果もないのに『俺が流川より上だ』というだけ。
    それがこの回では、現時点では自分が流川より劣っていることを認めつつ、未来では流川を超えてやる、という意思をはっきりさせたように感じた。
    流川に勝つために何をすべきか具体的なイメージが出来たような…。
    高卒プロの道を選んだのはこの回がきっかけのような気がする。今は流川より下でも数年後には上回る道筋が見えたのではないか、と思う。

    安西先生についてはこの回はただの仏ではなく、山王戦の「聞こえんのか?」の髪の毛が逆立っているようなイメージを勝手に持った。流川に追いつくには断固たる決意が必要だぞ、と言いたいような。桜木がそれを上回る答えを出した、と。
  3. 3.
    • 読者・O
    • 2022年08月26日 21:37
    • 5
    この回は、アニメの声優さんで脳内再生すると、脳内アニメが簡単に再生されます。アニメ未見の方、ぜひ全話見たあとにどうぞ。


    話は少しそれますが。当方教員をしております。(14年目)
    安西先生はじめ、スラムダンクの監督陣は本当にお手本になります。 高頭、田岡、堂本、、、
    しょっちゅう彼らの言葉を借りています(笑)

    安西先生みたいになれたらなぁ、とは思いますが、狙うものでもないのでしょうね。

    諦めたらそこで試合終了

    そんな事言えるのはさすが国語の先生!
    て、納得した記憶があるのですが、安西先生の教科が調べても出てこない??誰かご存じの方いますか?
    自分の勝手な妄想だろうか、、、
  4. 4.
    • 元小学校教員
    • 2022年08月27日 10:17
    Kさんのブログを読むと、まだスラムダンクが生きている感覚が沸き起こってきます。
    おそらく、Kさんの中にもスラムダンクがまだ生きているのだと思っています。
    だから、これだけの読者に支持されるのでしょうね。
  5. 5.
    • 編集者・K
    • 2022年08月27日 17:20
    >>1
    ただのオッサンの妄想ですが、
    オッサンの妄想なりに一生懸命書いております!
    ありがとうございます!!
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2022年08月27日 17:21
    >>2
    おお…、すごい考察…!!!
    色んなものを感じていただけたならば幸いです!!
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2022年08月27日 17:22
    >>3
    勝利学の本が出るような作品ですからねえ。
    そういう言葉の宝庫だと思いますよ。
  8. 8.
    • 編集者・K
    • 2022年08月27日 17:23
    >>4
    もちろんわしの中ではずっと生きてます!!
    愛を追求して15年以上経ちました!!




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