バスケ大好き、編集者・Kでっす!!
先日、渡邊雄太選手について嬉しいニュースが
飛び込んできましたので、その勢いに乗って
今日はNBA名選手コラムを更新しまっす!
※いやあ、よかったなあ。努力し続ける男が
評価されるのって、本当に嬉しいよねえ。
渡邊雄太とネッツの契約が発表 デュラントやアービングのチームメイトに #NBA #NBAjphttps://t.co/Oeehm5MiwB
— NBA Japan (@NBAJPN) August 28, 2022
さて、
渡邊雄太といえば、あの屈強な男たちが集う
NBAの舞台において、そのディフェンス力が
評価されていることが、有名ですよね。
凄いことですよねえ。
ひと昔前は、「日本人はNBAのインサイドでは
絶対に通用しない」なんて言われてたんですよ。
それが、海外のプレイヤーにブロックショットを
バシバシかましちゃってますからねえ。
ぜひ、これからもその守備力を武器にNBAで
活躍してもらいたいものです。
で、
ディフェンスといえば、この人です。
「ビッグ・ベン」こと、ベン・ウォーレスについて
今日は語らせていただこうと思います。
彼がプロとして活動したのは1996-2012年、
10年前までNBAプレイヤーだったので、
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
そして、
「ベン・ウォーレスはあまり好きじゃない」
っていう方は、ほぼいないのではないでしょうか。
コービーやレブロン、カリーのような華やかさは
ハッキリ言ってないのですが、その武骨で愚直な
プレイスタイルは、大変人気がありました。
総合的な能力を示すレーダーチャートがあったらば
彼の場合、おそらくほとんどが「守備」の項目に
集中するでしょう。
守備の達人的な選手は他にも大勢いますが、
彼のようにほぼ「全振り」なのは、なかなか珍しい。
そういう意味では、
「得点」に全振りのあのサッカー選手とは真逆かも。
たとえば、彼がそのキャリアの中で最も長い
プレイタイムを得た2002〜2003年シーズンの
個人成績を見てみますと、
1試合平均
・6.9得点
・1.6アシスト
・15.4リバウンド
・3.2ブロック
・1.4スティール
となっております。
完全に、守備面の項目に特化してますよね。
同じ守備の達人でも、1試合平均で20点以上
記録できるスコッティ・ピッペンとは全然違います。
※まあ、ディフェンスの名手でありながら、
史上最高のオールラウンダーですからねえ
↓
因みにこの年の15.4リバウンドという記録は、
このシーズンでトップの数字なのですが、
じゃあ彼はサイズに恵まれたビッグマンなのか
というと、実はそうではありません。
公称206cm、実際は200cmジャスト程度という
当時のNBAのインサイドでは小柄な部類に入る
選手だったのです。
それでも、シャックやダンカン、ガーネットら、
並み居るビッグマンを押しのけてリバウンド王。
小さかったのに?
いや、彼の肉体は「オバケ」だったんです。
まるで身体能力のカタマリのような人でした。
まあ、強いわ速いわ跳ぶわ、素材的には規格外で、
技術面以外はすべて最高レベルだったんです。
そう、まるで初期の桜木花道がそのままプロの
トッププレイヤーになったかのような。
ブロックショットとか、意味わからないくらいに
跳んでましたし、弾かれたボールの速度もまた
なんかムチャクチャでした。
あのブロックは、彼の見せ場の1つでしたよね。
あ、こんなところも桜木的かも。
そして、これまた初期の桜木花道と同様に、
「自分が出来ること」だけを愚直にやるんですよ。
シュートなんて壊滅的にヘタクソですからね。
特にフリースローの確率の低さが有名ですが、
それの代名詞であるシャックよりもさらに下。
腕の怪我の影響もあるとはいえ、距離のある
シュートはほとんど見込めない選手です。
「ダンク以外に得点方法がない」なんてことを
言われたこともありましたね。
おっと、ますます初期の桜木ですな(笑)。
ということで、
本当にやれることだけを全力でやる選手なのですが、
これがまた、多くのファンの心を掴んだんですよ。
いいですよね、仕事人ぽくて。
他人よりも、そもそもの素材に恵まれているのに、
こうなんですから。
「身体能力で劣るので、できることを」じゃなく、
リーグ最高レベルのフィジカルを持ちながら、
こうなんですから。
その結果、彼は守備のMVPを4度も受賞し、
NBAファイナルには2度出場、そのうち1度は
勝負を制してチャンピオンの座に就いています。
でも、ファイナルMVPには選ばれない。
勝利への貢献度は間違いないものがあるのですが、
プレイが完全に守備特化ですから。
※因みにガードのビラップスが受賞しました
ただ、華がないわけじゃなかったと思います。
特長的な髪形で、見た目がそもそも派手ですし、
少なくとも、同じ職人型でもロン・ハーパーよりは
見栄えでは上回ったんじゃないかなあ。
※ゴメン、ハーパー…!! あなたも文句なく
名選手なんですけど…!(こちら参照)
いまはドンドン競技の質が進化していて、
特長的なプレイヤーは減ってきましたよね。
みんなが一通り何でもできるのが、現代バスケ。
ビッグマンだってバシバシとスリーを決めるし。
でも、当時はこういう一点突破型の選手が
脚光を浴びることも多かったんです。
それの代表のような選手が「ビッグ・ベン」だと
言ってもいいんじゃないでしょうか。
206cmながら「ビッグ・ベン」。
うん、面白い。
っと、そういえば渡邊雄太も206cmですね、
ビッグ・ベンとは全然スタイルが違いますが、
彼のようにディフェンスの名手として、
日本バスケとNBAの歴史に名を刻んでほしいですね。
以上、
守備に全振りの名選手、ベン・ウォーレスでした。
今後も面白い選手紹介していきますんで、
引き続き、よろしくメカゴジラ!!
ではでは。
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得点シーンはダンクしかな…!?
↓
ブロックだけでハイライト映像が作られる男
↓
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嗚呼、NBA名選手/ベン・ウォーレス へのコメント一覧
この時のデトロイトの5人は今でも大好きです。
歴代の好きなチームでも未だにトップ3入ります。
敵地では、アフロを束ねるところも、
シャック相手に1人で立ち向かうところも、
守備全振りなところも、彼の魅力ですよね。
2004年のピストンズの残りメンバー(Wウォーレス以外?)もいつか、「嗚呼〜」で読みたいです。
2004年のファイナルを観て以来ピストンズのファンですが(ファイナルが始まった時はレイカーズを応援してた笑)、ビッグベンがいるとディフェンスは安心して観ていられた記憶があります。
NBAキャリア初期のマジック時代はガードをやらされそうになるも信念を曲げず、守備だけでオールスターに上り詰めたストーリーはとても感動的です!
またドラフト前のNBAにアピールする場では身長のせいでガードのポジションでプレーさせられたとか…
様々なハンデを乗り越えて一流のプレーヤーになったのは素晴らしいですよね。
特にシャックとの1on1は見応えがありました。
本当に花道がNBAでプレイしているみたいでしたw
サイコーすぎる!
ブロックショットだけで花がある選手なんて他にいませんよ。シャックをブロックしたのは痺れましたね。
あのフィジカルモンスターも学生時代からのトレーニングの賜物ですから地道な努力もまたいいです。
手首の脱臼さえなかったらレブロン以上の選手になれたかも⁉️
話がずれて申し訳ないが、要望を。
もう一人の『ルイ』を取り上げてほしい。
ここの読者はバスケに興味ある人が多くて、八村塁のことを気にしている人は多いでしょう。が、八村の情報はどこでも目にすることができる。ぜひ『町田瑠唯』に関する記事を…お願いしたいです。
あ、ラモス瑠偉はいらんです。
携帯のアドレスをビッグベンにしてた!
#3で投票漏らしたので陽の目を見れないと思いましたが…
彼が出たならムトンボやロッドマンもそろそろかな?笑(既出でしたらゴメンなさい)
1つ目の動画のラストにある
シャックのボースハンドダンクを片手で押さえ込むブロックが超好き過ぎます!
後、プレイ以外ではキャブス時代の試合前選手紹介のときに、
レブロンとガッツポーズのような感じでガシッーと腕組していたところが
最高にカッコ良かったです!
(やばい筋肉の攻守最強フォワードコンビというのが
当時観ていて色々と心に刺さるものがありました。)
シャックのダンクを抑え込んでジャンプボールにしたのも勿論ですが
05年のファイナル第3戦でダンカンのシュートをハエ叩きしたのは初めて観たし驚きでしたよ!(興奮)
スティールの数もセンターの数字じゃなかったですし、まさに『守護神』の名に相応しい選手^_^
ロッドマンもそうだけど、チームに一人いると良いっすよねー。あと、ボウエンとか。ディフェンス特化選手、大好きです。
渡邊雄太選手もそーなってほしいかも、ピンポイントでも使いたい選手に。
このときのデトロイト、いいですよねえ。
とびぬけたスーパースターのいない5人。
チームとしての完成度は抜群でした。
ここまでの一極集中選手はなかなかいないですよね。
それで頂上まで駆け上がるんだもんなあ
そんな弱点がありながらも、あの暴れっぷり。
人気選手になるわけだ。
あれこそ「チーム」でしょうねえ。
しかも初期の花道ですからね。
おっと、スポーツの「もしも」のコラムに新テーマ誕生か…!?
うーん、町田はWNBAのプレイをほとんど観てないんで、
なかなか書き辛く…。
※どっかの記事のコピペみたいなのは書きたくないんで
いつか「テンション上がる曲」で紹介する候補です!
※但し、初期・武藤敬司のテーマとして(笑)
いいじゃないっすか!!
ㇺトンボかあ。
選手としても優秀ですが、
わし的には、ダンクコンテストの
リアクション担当としてさらに有能!(笑)
シャックと戦える、リーグでも数少ない選手の一人ですからねえ。
ちなみにラシードもその一人なので、レイカーズ的には、
かなり厄介なチームだったかも、あのピストンズ。
ダンカンのシュートは「必ず入る」設定のはずなのに…!!!
渡邊は、能力はオールマイティですが、
その中で特別な力をひとつ持っておきたいですね。
ディフェンスがそれでしょうね。
「俺たちは五本の指だ。固めて拳にすれば強くなる」
名言ですね👍
仰る通り。分かっていて無茶振りしてしまいました。すいません。
どうしても、男子に比べて女子は話題になりにくいし、過去にWNBAでプレーした選手も一般的には話題にはならなかった。
東京五輪後も男子バスケは地上波中継が増えたけど、女子バスケは皆無。銀メダルなのに。もっと女子バスケの情報に触れられるようになれば日本のバスケ界がもっと盛り上がるのになぁ。
おおおーーー、マニアックなコメント、ありがとうございます!!
レイカーズが弱く見えるって、すごい戦術ですよ、ホント。