今日は「キン肉マン」コラムの更新です!
キン肉マンで描かれた勝負の数々を
勝手に振り返ってみるという企画です。
※こんな感じで。
↓
前々回で取り上げたプリンス・カメハメとの
戦い後に48の殺人技を身に着け、
前回取り上げた、ジェシー・メイビアとの戦いで
はじめて「ちゃんと強くなって勝った」という
キン肉マンは、その後、二度目のロビン戦を経て
タッグ戦線に乗り出すのですが、
ここはまとめてサラッとやらせて頂こうかと。
というのも、
ストーリー的には、未来の展開も考えると、
ある程度重要なパートかもしれないですし、
アメリカのプロレス事情を知る人間にとっては
あの勢力争いの構図は面白かったのですが
(実在の団体やレスラーを模してましたし)、
うーん、個人的には試合自体は、正直あまり
盛り上がらなかった印象なんですよね。
※というか、あまり覚えていない…(苦笑)
この、俗にいう「アメリカ遠征編」の後半は、
キン肉マンとテリーマンのコンビがリーグを
制覇したっていうことと、
タッグをテーマにしたことにより、これまでより
「友情」的な部分がクローズアップされたことが
ポイントかな、と思っています。
これ以前のキン肉マンって、全員ライバル関係で
誰と誰が仲間、っていうイメージはなかったように
思うんですよね。
キン肉マンとテリーマンは仲良しではありましたが
国籍が違うので、超人オリンピックにおいては
敵といえば敵ですし。
でもこのタッグ編は、キン肉マンとテリーマンが
明らかな仲間となるわけです。
「ザ・マシンガンズ」というコンビを組むので。
で、
反則満載で暴れる、絵に描いたようなヒール、
「宇宙一凶悪コンビ」(何ちゅうコンビ名だ)の
おかげで、この二人の友情がクローズアップ
されます(最初はチグハグだったけど:苦笑)。
相手の反則攻撃の数々により大ピンチに陥り、
耐えて耐えて耐えて、最後は逆転勝利っていう、
少年漫画の醍醐味のような試合を繰り広げて
くれるんですね。
「ヒーローと悪役」という図式が、分かりやすく
描かれたシリーズだったといえるでしょう。
因みに、色々確認してみたところ、このあたりの
ストーリーは、読者の支持を得られなかった
そうですね。なんでも打ち切り寸前だったという
噂もあるようで?
現実のアメリカンプロレスの知識があるか否かで
かなり面白さが変わっちゃうんだよなあ。
小学生の子供達には分かりにくい展開だったかも。
ただ、
「正×悪」の分かりやすい図式を見せたことと、
キン肉マンの「仲間」が出来たこと、
「キン肉マンは強い」という設定になったこと、
など考えると、それなりにターニングポイントと
なったと言えるものかもしれんです。
というわけで、アメリカ遠征編、
サクッと振り返りでした。
次回からは、二回目の超人オリンピックを
振り返ってまいります。
ここからはみんながよく知る、キン肉マンの
ワールドが全開になってきますよ〜。
んじゃ、次回も何卒、
よろしくメカゴジラ!!!!
ではでは。
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キン肉マンの勝負を勝手に振り返ってみる(11)/ザ・マシンガンズの戦い へのコメント一覧
ただ、マシンガンズ以外は新顔なので、盛り上がりにくかったのもあるんじゃないかな(イワオなんかは場違いな感じだし)
デビルマジシャンはうまく描いたら面白そうなキャラだったけど。
後のタッグトーナメントは人気落ちしていないですしね。
6日に更新してた、天の神様の…ってやつ、ナニコレ珍百景でやってますね(笑)
キン肉マンと関係なくてすいません👅
都道府県でぜんぜん違くておもしろいっす!
に閉じ込められたような閉塞感を覚えたな。
ぽっと出のハワイ超人に負けて、今度は残虐超人でもないし何だかよく分からない悪役たちと団体抗争。
そもそもなんでキン肉マンがアメリカの団体抗争にどっぷり参加してるんだかよく分からなかったまま適当に読み飛ばしてたw
あー、なるほど。
確かに後のシリーズは、「いつもの仲間が、新たな敵と戦う」という
構図になりますもんね。二人以外は新顔って、難しかったのかも。
見逃した!!!!!
いつも思いますが、ゆでたまご先生のネーミングセンス、抜群ですよねえ。
スカルボーズ、めちゃくちゃイイ名前だと思います!
リアルなプロレス界とリンクさせたような団体抗争を描きたかったんじゃないかなあと。
ただ、確かに「何のために」ってのが薄かったかもしれんですな。
https://hon.gakken.jp/book/1340678900
キン肉マン「技」
もうすでに持ってたりしますか?