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  • 2022年09月23日12:00

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(219) リメイク版

※この記事はリメイク版です
リメイクの経緯はコチラ
元記事はコチラ



準決勝第一試合

深体 47
明利 44


赤木のバスケットカウント2連発に、
宮城のスリーポイント。

明利の連続得点で一気に3点差。


ここで、王者・深体大がタイムアウトを取った。



監督の唐沢が立ち上がっている。

「交代だ」



観客席の桜木。 

「丸男はこれでオサラバかな。
ゴリに太刀打ちできてねえ」

晴子、頷く。

「凄いわ、お兄ちゃん。あんな大きな人を相手に」


対照的に杉山は腕組み。

「確かにそうだな…。だが、代えるのならば
もっと早くてもいいはずだ。なぜ唐沢監督は
ここまで引っ張った…?」


対する明利大ベンチ、
宮城が手を叩き、声を出す。

「行ける行ける! 完全にウチのペースだ。
一気にひっくり返すぞ!」


花形が赤木の肩を叩く。

「恐れ入ったよ。相変わらずのパワーだな」

赤木が頷く。

「オウ…、まだまだこれからだからな……」


花形 (ん? ちょっと疲れてるか……?)




『ビビーーーーーーーーーー!!!!!!』

タイムアウトが明けた。


同時に深体大に選手交代。


「背番号13!! 伊達健太だ!!!!」

「交代は4年の大野」

「美紀男は続投だ!! 河田兄はまだ出てこず」


桜木 「ぬ? 交代は丸男じゃない!?」


杉山、頷く。

「やはり…。代えるならもっと早いはず。
監督には何か策があるんだ」


赤木 (河田…。まだ出てこないのか)


コートサイドの藤真。

「不気味だな。まだ深体大はベストメンバーに
戻さない。余力を残して試合を続けている」



深体大ボールで試合再開。


キュキュッ!!!!


明利はマンツーマン。

牧に宮城、
伊達に竹村、
諸星に荒石、
樋口に花形、
河田弟に赤木。


ビッ!!

牧は河田美にボールを入れた。


「また美紀男で行くのか!?」

「どうしてだ!!? 赤木には
全く通用してないのに!!」


ダム!!!

ローポストで美紀男がパワー勝負に行く。


が、

これまで同様、
赤木を押し込むことはできない。


「見ろ!!」

「やっぱり赤木には歯が立たねえ!!」


ビッ!!

河田美は一度ボールを外に出した。

そして、再び赤木とのポジション争いが始まる。


キュキュ!!! キュキュッッ!!!


「おおお!!! またゴール下の勝負だ!!!」

「最長身・美紀男VSゴリラ・赤木!!!」



桜木 (怪獣大決戦)

杉山、ニコリ。

「まさしく肉弾戦だな。美紀男も意地で
パワー勝負に行っている」



ダム、ダム……。

河田美 (くそ…、押し込めない…!!)



『ビビーーーー!!!!!!』

『スリーセコンド・バイオレーション!!』


「あああああ!! 3秒だああーーー!!」

※ゴール下の制限エリアに
3秒以上留まってはいけない


「ダメだ! やっぱり赤木には勝てねえ!!!」



宮城 「よーーっし、ナイスだ、ダンナ!」 

竹村 「オッケー、オッケー、ナイス赤木!」



深体大は攻撃失敗。

明利大ボールに。


花形がつぶやく。 

「3秒…?」


牧はニヤリ。

「フッ」



花形の頭に嫌な予感が走る。

(3秒ってことは…、つまり中に
押し込まれてるってことじゃないか…)


そして、試合開始間際の
赤木との会話を思い出した。


****************************************************

花形

「さすがだな。120圓里△梁臙冒蠎蠅法

赤木

「いや…、全力でやっとだった。
あれを繰り返されたら恐らく40分もたない」

*****************************************************



花形 (あ、赤木……!!)



深体大ベンチでは、
河田雅が声を出している。

「美紀男! オッケーだ、それでいい!! 
ドンドン、パワーで勝負していくんだ!!」


河田美は黙って頷いた。

(そうだ、僕のほうが大きいんだ。
もっと強く行かないと!!)



続く、明利大の攻撃。


樋口は引き続きディナイ。
赤木にスッポンマークだ。

赤木 (ちっ、しつこい男だ…)



明利大は引き続きチームプレイ。

そして、フィニッシュは
ツインタワーのコンビプレイに賭けた。

中・外自在にボールが回り、
花形から絶妙のパスが赤木に通る。


「上手ーーーーーい!!!!」

「ゴール下!! 赤木に入った!!!」


赤木、すかさず花形にリターンパスを出す。



ザシュ!!!

花形はフリースローほどの距離の
ミドルシュートを沈めた。


「ナイッシューーー!!!!」


深体 47
明利 46


「来た来た!!! ついに1点差だああーー!!」

「今度はローからハイのパスで花形!!」

「やはりインサイドは今は明利が上か!!!」



だが、好調な得点経過とは裏腹に、
花形は再び考える。

(この状況で赤木がゴール下の1on1を避けた?)




同じく、コートサイドの藤真も
異変を感じとっていた。

前半の頃に森重とかわした会話を思い出す。


***************************************************

藤真

「やっぱり、河田弟とのボディコンタクトは
体力を消耗するのか?」

森重

「うん、ケッコー。アイツ重いから」

****************************************************


藤真 「………。」

(あの森重でさえ体力を奪われる
河田弟とのコンタクト…)




そして、

次の深体大の攻撃で動きが。



再び河田美と赤木のゴール下勝負。


『ビビーーーーー!!!!!』

『ファウル!!! 青4番(赤木)!!!』



赤木が手を挙げる。 

「ちっ……」


深体大ベンチからは拍手が飛ぶ。

「オッケーオッケー!! いいぞ美紀男!!!!」

「それでいい! パワーで負けんじゃねえぞ!!」


唐沢 「よし!」



観客席の杉山。

「さっきは中まで押し込んだが3秒、
そして今度はファウル。点は取れていないが、
美紀男が徐々に赤木を押してきているぞ……」


不安げな晴子。 

「お兄ちゃん……」 



コートサイド、
青葉監督・陸川。

「唐沢先生の狙いが徐々に
形になってきたようだな」


藤真が聞く。

「河田美紀男は赤木潰しの捨て駒と…?」


陸川が笑顔で返す。

「ああ、しかも河田弟の経験値はこの勝負で
一気に向上する。あの赤木を相手に1対1で
やり合ってるんだからな。樋口も同様だ。
相手の軸を潰しにかかりながら、同時に
若い選手に経験をつませる。まさに策士だよ」



唐沢が電光掲示板に目を向ける。


深体 47
明利 46

3rdクォーター
残り時間7分



唐沢、ニコリ。

「赤木はあと2〜3分かな?
このピリオドのうちに下がるだろう」 

(同時に美紀男と樋口も下げることに
なるかもしれないが…)



「ふぅう……」

赤木は、この日初めて、
腰を曲げてヒザに手を突いていた。





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