ここ最近、筆のノリがよい(と思う)男、
編集者・Kでっす!!!
「スラムダンクの続きを〜〜」イイ感じに
更新できていると思っています。
が、たまには息抜きも必要なので
(わしもアレを毎日書くのは疲れる…)、
箸休めってことでもないですけど、
「あとがき」もお楽しみくださいませ。
※毎回わりと赤裸々に振り返ってます。
ときは桜木2年生時のシーズン、
国体が終わり、次は選抜となり、
各校、新たなスタートを切っていきます。
こういう雰囲気、大好きです。
なんかワクワクするじゃないですか、
新章の始まりって。
前回は、国体で屈辱にまみれた桜木が
立ち直るまでのエピソードを振り返りました。
↓
今日は、陵南です。
「スラムダンク」という作品の魅力のひとつは、
主人公チーム以外にもしっかりドラマがあること
だと思っています。
読者の皆さんもそれぞれ贔屓のチームがあって、
だからコメント欄もいつも熱気ムンムン。
でまた、陵南は特に人気がありますよね。
そんな彼らのエピソードは627話。
まずは「仙道は選抜まで残るのか」という
話題から始まることになります。
これは、いろんな可能性が考えられました。
原作でいうと、赤木や魚住は夏で引退してて、
三井は残っていました。牧や藤真もどうやら
選抜まで残っていたと思われます。
じゃあ次の学年、仙道は?
なんか「夏の雪辱を!!」って燃えるような
タイプには見えないかなって思ってて。
爽やかな顔で「十分楽しんだよ、バイバイ」
みたいなこと言う可能性もあるじゃないですか。
彼はバスケでスカウトされて入学しているので、
最後の選抜に出ないという選択はあり得ないと
思いますが、でも、どストレートにメラメラと
燃えているというのも、それはそれでテキトーに
扱いすぎな気がしたんですよね。
そこで仲間たちの存在ですよ。
越野がアツく語るんですよね。
「俺たちのために残ってくれ」
「もう一度俺たちとバスケを」
って。
こういう、高校生としては少々照れ臭くもある
セリフをハッキリ言える感じって、越野の魅力な
気がしています。まっすぐでいいじゃないですか。
彼は、絶対に燃えているはず。
夏に全国ベスト4まで進んでいるわけですから。
国体は決勝まで行ったわけですから。
あと少しで頂点が見えていたわけですから。
天才・仙道が同じチームにいるならば、
もう一度夢を見るのは当然のことですよね。
結果、仙道は「みんなのためにもう一度戦う」と
選抜への出場を決心するのですが、
飄々としていながら、でも実は内なる闘志があり、
でもでもそれを素直には見せない感じの彼の選択、
わし的にはこんな感じだったんです。
我がブログでは先に未来のエピソードを
描いているので、仙道がその後再び似たような
選択をする時がくることにも繋がりました。
いつも後先考えずに書いているわしにしては、
イイ感じに点と点が結ばれたように思います(笑)。
で、こういうストーリーを書くと、
「負けてほしくない」って思っちゃいますよね。
書く側からは、それが狙いだったりしますから。
ともすれば、「どうせ湘北が勝つんでしょ」と
思われがちな進行の中で、こうやってライバルの
エピソードを盛り込んでいく。
それは、わしなりのテクニックなのかも。
陵南って、いいよなあ。
原作で唯一、二度湘北と他戦ったチームで、
我がブログにおいても、試合のボリュームは
湘北を除けば最も多いかもしれません。
続きを妄想するなかでも、とても大事なチーム。
皆さんは、この時どんな印象でしたか?
ちょっと陵南を応援したくなったり
しませんでした?
↓
そんなわけで、選抜前のプロローグ、
陵南編でした。
次回は海南でございます。
またお会いしましょう。
ではでは。
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/仙道彰の選択 へのコメント一覧
沢北相手にも絶対に物怖じせず話しそう笑
すごいプレーヤーなんだけど。
何より人として魅力的ですよね〜。
いいですよね、まっすぐな感じで。
そんな個性がこの回で活きました。
そう感じられるように考えたつもりです!
仲間の事を言われると
熱くなるタイプのように感じます
だから仲間から一緒にやろうって言われると
断れないというか
逆に燃えるタイプなんでしょうね!
そんな仙道が
大好きですね!
原作はもちろん、このブログも何回も読んでいるので、自分もスラムダンクキャラ大好きですが、仙道が…越野が…っていう話は本当に1人1人のキャラに対する理解度がすごくて脱帽です。
あー、そんな感じかもしれませんね。
みんなの中にそれぞれ「像」があるのが面白いですねえ。
いや、みんなそれぞれ思いがあると思いますよ。
わしはわしで考えて書いてるだけで正解でも何でもなくて。