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  • 2022年10月10日14:54

嗚呼、名勝負(33) BリーグFINAL 2016-17 川崎×栃木

どーも!!!!


今年もBリーグが始まりましたね!!

もう少し試合数が消化されたら(いま第2節)、
今期の「Bリーグの部屋」の扉を開けようと
思っておりますが、

今日は折角なので、ちょいと昔のゲームを
振り返ってみようかと。


いつも昔の勝負を取り上げてきたこのコラムで
初めての試みですが、わずか5年前の試合を
今回はピックアップさせていただきます。


※過去の記事は、もっとも最近の勝負でも
2008年なので、今日大幅に更新ですな。



2017年、記念すべき初めてのBリーグFINAL、
川崎×栃木(現・宇都宮)でございます。


これは世代を問わないゲームですよね。
なんせ、つい5年と数か月前の出来事ですから。

我がブログの読者ならば、かなり多くの方が
ご覧になったゲームなんじゃないかと。


が、

わし、実はこの試合の記事は書いてないんです。


え? バスケ馬鹿のKさんが?
え? Bリーグをいつもゴリ押しのKさんが?
え? プロ化前から天皇杯決勝を書いてたKさんが?


分かる人には分かるハナシですが、
そう、ちょうど冬眠してた時だったんですよ。


Kの部屋は2017年のアタマから2018年の半ばまで
なんと1年半もの間、更新のなかった時期があり
(多くの方に「Kさん、〇んだ?」と思われた件)、

その間に、この記念すべき初のFINALがあって
わしはこの試合の記事を書いていないんです。


では、わしはこの試合を観たのか、というと、


もちろん観ましたよ。

しかも会場で(元気なんじゃねえかよ!!)。


国立代々木競技場第一体育館でした。

当時小学6年生、坊主頭の息子とふたりで
観に行ったんですよね。

ブログは冬眠してたくせに、こういうのは
ちゃっかり見に行った、あの日のKさん(笑)。



いやあ、素晴らしいゲームでした。

最高のゲームでした。


初年度のファイナルとして、本当に文句なしの
ゲームだったと思っています。


カードは、川崎と栃木(現・宇都宮)。
会場は、中立地の東京。

※確か、リーグ全体の順位的に考えて
正確には川崎のホーム扱いだったと思う。


でも、印象的にはお客さんのTシャツは、
黄色(栃木のカラー)の方が多かったかな。

応援団の人数は、やや栃木優勢だったかと。


やっぱり、田臥勇太の存在が大きかったかな。


なんというか「主人公チーム」のような
存在だったと思いますから、この年の栃木は。

当時のバスケ選手で、日本一有名だったのは
間違いなく田臥勇太でした。


その田臥が所属する栃木、
誰もハッキリとは言いませんが、彼らはまるで
漫画の主人公のように扱われていたと思います。

あ、当時の田臥はバリバリのスタメンですよ。


※さらに言うと、当時その次に有名だったのは
竹内兄弟だったような気がしますが、
その竹内兄弟の兄も栃木所属でしたからね。


そんななかの決勝戦。

いまでも思い出します。
とにかく観客の声量が、とんでもなかった。


Withコロナの世界に入って久しい今見ると、
もう信じられない絶叫ぶりです。


この年のリーグ最高勝率は川崎でした。

大黒柱のニック・ファジーカスは、チート級に
凄い選手で、まさしくアンストッパブル。

篠山&辻のガードコンビはともに日本代表。

うん、面子的には、川崎が一歩上だったかなと。


そこに田臥達が挑むという構図。
こんなの盛り上がらないわけがないんです。


まあ、お互い凄い声援だった。

ワンプレイごとに、ワンショットごとに
まるでブザービーターかのような大声援。

本当に最高の雰囲気でした。


下部に動画を貼っていますが、特に後半ですよ。

互いに自分たちのブースターが座る側に向かって
攻めることになるので、シュートが決まるごとに
全員総立ちです。スーパーエキサイティング。


結果は皆さんご存知の通り、
栃木が制して、初代王座に就くのですが、


第4クォーターの攻防は、いま動画で見ても
なんか鳥肌が立つんですよね。

あの選手と会場の一体感たるや。


MVPを受賞した古川のパフォーマンスは
エゲツナイくらいに凄かった。

あの全弾命中っぷりはちょっと異常です。
バンクショット、ハンパねえです。

それに匹敵する活躍を見せたのがギブス。
最後の時間帯は、田臥と並ぶもうひとりの
司令等のような役割を担ってましたね。

あのサイズであのプレイ、たまらんです。


川崎もまた素晴らしかった。

彼らが決勝に立ってくれて本当に良かった。
ファイナルに相応しいチームだった。



そして、

優勝セレモニーで、田臥がカップを掲げた時、
わしは涙をこらえるのに必死でした。

※横に息子がいるから、泣くわけにはイカン。


最高のファイナルが行われて、初代王者として
田臥がカップを掲げるなんて、漫画や映画の
ワンシーンかのような光景ですよ。


なんかね、色んな思い出が交錯してさ。


かつてこの名勝負コラムでも書きましたが、
田臥勇太はルーキーイヤーのシーズンで、
佐古賢一率いるベテラン軍団にファイナルで
敗れてるんですよね。

こちら参照




あれから14年、

今度は田臥勇太がベテランの側になって
Bリーグ最初のファイナルの舞台に立ち、
今度は勝つんですよ。


こんなドラマ、なかなかありませんよ、ホント。


もう、「Bリーグは絶対面白くなる!」と
このときにわしは確信しましたもん。

そしてその通りに素晴らしいリーグに成長し、
今期もまた新しい戦いが始まりました。


あのときに確信した通り、
2022年のBリーグも、最高に面白いです。


皆さん、これからも一緒に日本のバスケを
盛り上げていきましょうね。


んじゃ、最後やっときますか。

せーの、


i love basketball!!!!!!!!!!!



ではでは。



----

初年度ファイナルを見ていないという方、
是非見て欲しいです、この熱狂を。

そして、早くこんな風に絶叫できる世界が
戻ってくることを祈ってます。




----


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嗚呼、名勝負(33) BリーグFINAL 2016-17 川崎×栃木 へのコメント一覧

  1. 1.
    • アマン
    • 2022年10月10日 16:40
    大賛成!いい試合でしたね!
    今だに盛り上がり的には一番のファイナルだった気がします。
    あんな風に大声で試合を見たいです!
  2. 2.
    • ナナ
    • 2022年10月11日 10:10
    5年前だけあって、現在のベテラン勢もキレキレですね!
  3. 3.
    • ひろき
    • 2022年10月17日 12:59
    生観戦出来てたんですね。今更ながら羨ましいです。
    自分はチケット争奪戦で敗れてしまい、泣く泣くテレビ観戦でした。
  4. 4.
    • 編集者・K
    • 2022年10月23日 16:08
    >>1
    あの歓声、本当に恋しい。
    嗚呼、叫びたい。
  5. 5.
    • 編集者・K
    • 2022年10月23日 16:08
    >>2
    いま30代前半の方が20代の頃ですからねえ。
    躍動感ありますよね。
  6. 6.
    • 編集者・K
    • 2022年10月23日 16:09
    >>3
    あれを会場で観たのは、ケッコー宝物な思い出です。




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