準々決勝・第1試合
2ndクォーター 2分50秒
横浜D 34
深体大 22
「仙道、来たああああーーーーー!!!!!」
「あの諸星が完璧にひっかかった…!!!!」
仙道彰の得点に沸き立つ観客席。
横浜Dの押せ押せムードが続く。
「セ・ン・ド!!!!!」
「セ・ン・ド!!!!!」
「セ・ン・ド!!!!!」
道谷《仙道コールが会場にこだまします》
塚本《ドリームスの大きな力になってますね》
続く、横浜Dのディフェンス。
パンパンパン!!!
清田が手を叩き、声を出す。
「さあ、ディフェンス!! 一本止めよう!」
「オウ!!!!!!」
宮ノ腹 「声出して行こうぜ」
ロビン 「Defence! Defence!!」
「「「 ディー・フェンス !!! 」」」
ガンガン!!!
「「「 ディー・フェンス !!! 」」」
ガンガン!!!
「「「 ディー・フェンス !!! 」」」
ガンガン!!!
左京 「応援の熱量が変わらないなあ」
外川 「むしろ、さらに盛り上がっちゃってたり」
森尾、腕組み。
「そもそもストーリー性のあるチームなうえに、
若きスーパースターがいるんだからな」
桜木 「ぬ?」
杉山 「仙道には客を惹きつける何かがあるよ」
桜木 「センドー…」
杉山 「フッ…」
(そうそう、仙道のことは名前で呼ぶんだよな)
ダム!!
諸星、仕掛ける。
宮ノ腹との1on1。
キュッ!!!
ワンドリブルからのストップ・ジャンプショット。
杉山 「うーん」
森尾 「ちょっと、強引か」
ガン!!!!!!
道谷《諸星、来ません…!!!》
塚本《いまのは彼のリズムじゃなかったか》
宮ノ腹 「よし」
諸星 「クソ…」
深体大ベンチ・唐沢、ひとつ息を吐く。
「ふぅ……、能力的には諸星が上回るんだが、
宮ノ腹が絶妙な距離でディフェンスしている。
なかなか本来の力を発揮させてもらえんな」
河田美 「……。」
(センターの塩田さんも同じだ。なんだか
自分のプレイをさせてもらえないんだ…)
「オジサン、外した…」
沖縄の少年たちは、不安げな表情に。
「シンタイダイが負けてるよ…」
「ウォリアーズに勝ったのに、ここで負けるの?」
続く横浜Dの攻撃、ボールは仙道へ。
ハイポストでボールを持つ。
諸星が背後につく。
「また仙道に来た!!」
「さあさあ、何をやってくれる!!?」
キュッ!!!
仙道、ターン。
そして、小さなフェイクを入れる。
諸星、このフェイクで上体が動く。
「……!!!」
ダム!!!!
仙道、ドリブル。
「オジサン…!!!」
「抜かれた…!!!」
キュッ!!
河田雅がヘルプに出る。
仙道、視線が動く。
河田雅 (パス…!! 9番か!!)
違った。
確かにパスは放たれたが、
行先は、9番(宮ノ腹)ではなく、
11番(ロビン・フレッチャー)だった。
そう、河田雅の背後だった。
しかも、股下を通された。
河田雅 「な…!!」
灯台下暗し。
仙道-宮ノ腹のホットラインに意識が向きすぎた。
外に目を向けた一瞬で、背後に通された。
自分のマッチアップ相手から目を離してしまった。
ダン!!!!!
ボールを受け取ったロビン、大きくジャンプ。
道谷《ああーーーーーっと…!!!!》
塚本《高い…!!!》
ドガアアアア!!!!!!!!
2ndクォーター 3分30秒
横浜D 36
深体大 22
「ダンク、来たああああーーーーー!!!」
「マジか…!!!!」
「横浜、強ええええーーーーー!!!!」
彦一 「ロビン・フレッチャー…!!」
町田 「やはり身体能力は高い…!!!」
弥生、ニコリ。
「そうだったわね、横浜ドリームスには、
黄金世代の若い力に、代表経験のある一流選手、
さらに、能力に長ける外国人までいるんだわ」
ロビン、ガッツポーズと共にディフェンスに戻る。
バチン!! バチン!!!
清田、一ノ瀬、次々にハイタッチ。
「よーーーーっし!!!!」
「ナイスプレイ!!!!」
道谷《横浜ドリームス、まさに押せ押せ》
塚本《いやあ、本当に凄い》
「セ・ン・ド!!!!!」
「ロ・ビ・ン!!!!!」
「セ・ン・ド!!!!!」
「ロ・ビ・ン!!!!!」
「オジサンのチーム、負けちゃうよ…」
「相手のチーム、めちゃくちゃ強い…」
しかし、深体大は地道に返す。
ザシュ!!!!!
「河田、決めた!!!!」
「やはり中距離の1対1ならば無敵か!!!」
ゴール下からやや距離のある位置で、
仙道との1on1。
試合開始直後と同様、体をぶつけてからの
フェイダウェイジャンパー。
2ndクォーター 4分10秒
横浜D 36
深体大 24
道谷《この1対1は河田が制しました》
塚本《あの位置は強いですね》
道谷《さすがの仙道も止められません》
仙道、苦笑い。
「強いな…」
すかさずチームメイトから声がかかる。
清田 「センさん、ドンマイっすよ!!!」
ロビン 『切り替えて、切り替えて!!!』
宮ノ腹、ニコリ。
「お前もたまには、やられるぐらいがいい。
完全無欠過ぎても困るからな」
一ノ瀬 (それは本当にそうかも)
塩田 「オッケー、次の一本、頑張れ!!」
大浜 「それでいい、獲り返せ」
「「「 レッツゴー・ドリームス !!! 」」」
ガンガン・ガガガン!!!
「「「 レッツゴー・ドリームス !!! 」」」
ガンガン・ガガガン!!!
清田 「よっし、一本!!!!!!!」
「オウ!!!!!」
チームメイトが、応援団が、
すぐさま後押しを始める。
横浜ドリームスのムードは変わらない。
森尾 「これはそうそう追いつけないかな」
杉山 「そのようですね」
桜木 「前半はセンドーたちの勝ちだ」
2ndクォーター終了
横浜D 54
深体大 40
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1213) へのコメント一覧
なら相手の仙道達横浜の方は・・・何さん?
牧が黙っちゃいないはずだ
後半もこのままいくとは思えないが、かと言って不安要素があるようにも思えない。
ただ気になるのは、牧がとてもおとなしくしているということだ。
今回の更新を読み返してみたら、牧の描写がなく、牧の名前(ジイも含めて)も出てきていない。
スロースターターというのもあるだろうけれど、いつかの流川のように、前半を捨てた、ということはないと思うが…
後半も楽しみにしてます。
深体大には、三井や神の様に外から
ガンガン射貫くシューターは不在。
追い上げには伊達健の外がキーとなりそうですね…。
一方で横浜には今のところ目立った穴も無く、
点差はしばらく詰まりそうに無い展開に思えるが、牧とマッチアップの信長が後半もキーとなりそう。
スロースターターとは言え、牧がここまで目立った活躍が無いのは、信長の身体能力を生かしたディフェンスが効いてる⁉️
桜木vs仙道、桜木vs牧&河田(兄)
どちらも楽しみなカード‼️
後半戦も好勝負に期待しつつ、更新を待ちます。
次回も楽しみです!
その前に、覚醒しろよな、諸星、そして、牧!!!
おとなしすぎるだろう。スロースターターめ。
Kさんいつもありがとうございます!
両チーム激しい攻防の中、撃って、パスを捌き、抜き去り諸星を翻弄する仙道さん。
更に諸星をフェイクで抜き去り、雅史のカバーを読み股下を通しロビンがダンクを決めました!
若手、ベテラン、外国人、そしてこの応援団!横浜ドリームス本当強い!強すぎる!
前半終わって14点リードの横浜ドリームス。後半この点差を追いかける深体大はどのような作戦に出るのか。牧さんといきたいが、沖縄の子供に応援されてるスピードスター諸星大に流れを掴んで欲しい!
後半お互いどのようなメンバーで挑むのか?ビックラインナップ?スモールラインナップ?読めん!全く読めんので、是非観客席に田岡監督と高頭監督に来ていただき、2人の意見を聞きたい!
両チームとも頑張れ〜!
さすがの花道もセンドーだけは認めている証拠ですかね?
次のハナシが待ち遠しいねェ(汗)
kさん、体調には気をつけるんやで
桜木が牧さんの解説っぽくなってる。
成長したなぁ。。。
ルカワがいるじゃん
序盤ならではの軽い感じというか、、、
この試合見どころ多すぎて😭
けどドリームスだって福田と仙道の魅力的なフォワードコンビがあるからな。あと、vs湘北で出た仙道の味方の能力以上のプレイ。
もはや、どちらを勝たせたいかという話。
桜木との対戦で考えたら、やっぱり仙道福田清田かな〜
深体大のオフェンスに対して、第2Q開始当初は
牧ー清田
伊達健ー宮ノ腹
諸星ーロビン
河田兄ー仙道
樋口ー一ノ瀬
だったものの?(1 on 1で、ロビン、諸星に一発で抜かれる)
今は
牧ー清田
伊達健ーロビン
諸星ー宮ノ腹
河田兄ー仙道
樋口ー一ノ瀬
という感じなのかな?(諸星、宮ノ原相手に、1 on 1から、やや強引に仕掛けるも、シュートは外れる)
コレだと、外から狙う伊達健によって、本来、インサイドの選手であるロビン(196cm 100kg)が、ゴール下から釣り出される形になってしまうけど
たとえそうなったとしても、第1Q同様に、ベテランの宮ノ腹を付けて、諸星のドライブからの得点を抑えた方が得策だという判断をした
ということであってる? あってない?
誰か、教えて
『牧が大人し過ぎる』
とか
『牧がこのまま黙っているとは思えない』
とか
『スロースターター』
だとか
こういったコメントが、この試合が始まってからここまで、ズラズラと並んでいるんだけど
果して、あのKさんが、まるで、その言葉に乗っかるかのようなストーリーを、そのまんま、後半戦で描いてくるのだろうか?
以前、明利と青葉の試合で、『こんなはずはない、どこかで、“ゴッドハンド”神の、爆撃タイムが来るはずだ』という多くの予想と期待を、見事に裏切ってみせた“前科(しかも、フリーになったのに関わらず、シュートを外してしまうという、“駄目押し”まで加えて)”があるだけに
『何か、“企んでいる”のではないだろうか…』と、どうしても、勘ぐらずにはいられない自分がいる
大浜さんが「ほわちゃあ!」の餌食にされてしまうのでは?
沈黙の前半は後半への布石。
杉山「ヤツとは?」(また新しい あだ名が出るのか)
森尾「おそらく出てくるよな」
杉山「お前も知ってるヤツなのか?」
森尾「まぁ・・・」
花道「かつてはオレを絶不調にさせたヤツなんだ」
「オレを挑発するクセにディフェンスをしなく、天才のゴール下シュートを入らなくさせたヤツだ」
陸川「後半いくぞ」
??「待ちくたびれましたよ」
牧「ようやく出てくるか」
??は屈伸運動をしながら黙々と準備をしていた
清田「!?あれは!?」
仙道「くわぁ〜」あくびをした
(ついに出てきましたね)
花道「お手並み拝見だぜ!宇宙人」
花道君のラストの言葉に、一瞬見たまま言ってんのか😆と思いきや、流れや反撃のポイントが深体大に出てくる、って意味なのかとも。牧さんが大人しく終わる訳ないし。次回も楽しみしております。
まだですか
Kさん!!
オレを出せ(福田)
武園の小田はライバルになるのかな?友達でも無いのになんで名前呼びなんだろう
そうか、言われてみれば流川と同列なのか
この寒いくだりはもうええて
まさかの“陸川”登場
流れの潮目は何なのか、、?
全く想像つかないですが、、
理由はなく、直感なのですが、
流れを変えるきっかけを作るのは、
諸星な気がします。
このゲームの主役は
仙道、清田、牧、河田とかではなく、
諸星と勝手に予想。
次回以降も本当に楽しみです♪
もうそろそろ慌ててもいいんじゃないか
あえて厳しい環境に身を置いたことがどう作用するか
勿論、シンタイダイのオジサンこと諸星もファイト!
杉山も偉くなったもんだ
(晴子の友達)
どんまい
子供たちにとっても、仙道は、「センドー」
作者さんは仙道好きだから勝たせるんでしょ。
別に悪く言ってるつもりはないけどそう感じるからもっと予想出来なそうな試合を前みたくかいてほしい!!
すいません、承認されると思ってませんでした。
わざと挑発的なことを書いただけで本心じゃないです。
こういうコメントは承認しないと思ってました。
本当にすいませんでした。