(リメイクの経緯はコチラ)
(元記事はコチラ)
1stクォーター終了
深体大 16
青学大 26
放送席は、1stクォーターを振り返っている。
興奮の道谷。
《なんと最初の10分を終えて青葉が10点リード。
《なんと最初の10分を終えて青葉が10点リード。
これは塚本さん、ちょっと予想外では?》
同じテンションの塚本。
《そうですねえ。青葉はいつもとスタメンを
代えていたので、ある程度仕掛けてくるとは
思っていましたが、凄い勢いでしたねえ》
《そうですねえ。青葉はいつもとスタメンを
代えていたので、ある程度仕掛けてくるとは
思っていましたが、凄い勢いでしたねえ》
道谷、問う。
《森尾さん、青葉の神が大活躍でしたが、
同じシューターとして、神宗一郎のプレー、
どうご覧になりましたか?》
《森尾さん、青葉の神が大活躍でしたが、
同じシューターとして、神宗一郎のプレー、
どうご覧になりましたか?》
森尾、ニコリ。
《いやあ、凄いです。もらい方とスクリーンの
使い方が抜群ですね。彼はシュートを撃つまでの
動きが本当に上手いです》
《いやあ、凄いです。もらい方とスクリーンの
使い方が抜群ですね。彼はシュートを撃つまでの
動きが本当に上手いです》
道谷《もしかして参考になるくらいですか?》
森尾《ははは。確かにそれくらい凄いですよ》
(ホントにそうだし…)
関係者席でも、同じような会話が交わされている。
堂本 「どうだ、なかなかのモンだろ、沢北」
沢北 「予想以上です。ビックリしました」
横から、ユニバ代表スタッフ陣が声をかける。
「あの中に君が入って戦うんだ。
日本の未来のためにも頼むよ?」
日本の未来のためにも頼むよ?」
沢北 「ハイ」
(本当にこのメンバーなら世界相手でも
通用するぞ、間違いない)
通用するぞ、間違いない)
そして記者席。
弥生、ニコリ。
「まさしく怒涛の10分だったわね。
青葉はいいスタートを切ったわ」
「まさしく怒涛の10分だったわね。
青葉はいいスタートを切ったわ」
町田、頷く。
「でも、最後に深体大も反撃の形を
見せてきましたよね」
「でも、最後に深体大も反撃の形を
見せてきましたよね」
弥生、続ける。
「そうなのよね。深体大はこれから
機動力を使ってくるはずよ」
「そうなのよね。深体大はこれから
機動力を使ってくるはずよ」
中村 「このまま行くわけはないと…」
(凄いレベルの戦いだ…)
赤木、腕組み。
「次の10分、深体大の反撃が始まるはずだ」
「次の10分、深体大の反撃が始まるはずだ」
仙道、頬杖。
「だが牧さんのことだ。このままズルズルは
行かないだろうな、きっと」
杉山、ニコリ。
「このくらいじゃ深体大は崩れないさ。
王者とはそういうものだ」
「このくらいじゃ深体大は崩れないさ。
王者とはそういうものだ」
桜木、ニヤリ。
「丸ゴリがデカ坊主よりいい動きしてるしな」
「丸ゴリがデカ坊主よりいい動きしてるしな」
(どうした、デカ坊主。そんなモンか?)
観ている者の予想は概ね一致していた。
これから王者・深体大の反撃が始まると。
このまま青学大ペースにはならないと。
『ビビーーーーーーーーーーーー!!!』
2ndクォーター開始。
―― 深体大の反撃が始まる
その会場の予想は、当たった。
「牧だ!!!」
バス!!!
深体大 18
青学大 26
「決まったーーー!! また深体大の速攻!!」
「速い展開が当たってる!!」
「点差が詰まってきた!!」
「点差が詰まってきた!!」
ザシュ!!
深体大 20
青学大 26
「おおおおおお!!! また速攻が出た!!」
「伊達だ!! ゾーンが整う前にミドル!!」
「6点差!! 流れが変わってきたぞ!!」
道谷《深体大がじわじわと差を詰めます!》
赤木、眉間にシワ。
「さすがだ。さすがは王者・深体大…」
「さすがだ。さすがは王者・深体大…」
(予想はしていたが、ここまで見事に…)
宮城も苦笑い。
「俺たちも第2クォーターで離されたんだよな」
「俺たちも第2クォーターで離されたんだよな」
そして
ガン!!
ゲームの流れを現すかのように
青学大のシュートが外れる。
青学大のシュートが外れる。
「あああ!! 入らない!!」
「青葉、どうした!? 勢いは途切れたか?」
塚本《ちょっと流れが変わりましたかねえ》
しかし、青学大ベンチの陸川監督は
マユひとつ動かさない。
マユひとつ動かさない。
腕組みのまま、じっとコートを見つめている。
バッシイ!!!
リバウンドは森重。
道谷《オフェンスリバウンド、森重!》
河田雅 (クッ…、相変わらずのパワーだな)
河田美 (僕より全然上で獲られた…!)
桜木、ニヤリ。
「そうそう。そんくらい獲らなきゃな」
「そうそう。そんくらい獲らなきゃな」
藤真が手を叩く。
「オッケー、ナイスリバン! 仕切りなおすぞ」
「オッケー、ナイスリバン! 仕切りなおすぞ」
森重 「うぃ」
ブン!!
森重は外に大きなパス。
ガード陣へ戻す。
ガード陣へ戻す。
コートサイドの彦一。
「いまのオフェンスリバウンドは大きいで。
青葉はもう一度攻撃のチャンスや。
これは大事に決めたいところやな」
青葉はもう一度攻撃のチャンスや。
これは大事に決めたいところやな」
弥生 「さあ、2度目のチャンスよ」
森重が放ったボールは、
センターラインのすこし手前に立つ
センターラインのすこし手前に立つ
家村が受け取った。
牧 「…!!」
すかさず声を出す。
「伊達!! チェックしろ!!」
伊達 「え…!?」
陸川 「撃て」
ビッ!!!!
スリーポイントラインよりも2mほど後方。
家村は、躊躇なくシュートを放った。
藤真 「もらった」
「しまった…」
伊達のチェックは全く間に合わない。
伊達のチェックは全く間に合わない。
(そうだった…!! この人は
ココから撃ってくるんだった…)
ココから撃ってくるんだった…)
ザシュ!!!!!
深体大 20
青学大 29
道谷《来たああああーーーーーーーー!!!》
「うわああーーー!! 入ったああーー!!」
「出た!! 家村のロングスリーー!!!!」
「いまのはメチャクチャ遠かったぞ!!!」
家村、森重を指差す。
「ナイスリバン」
「あいよ」
森重は軽く手を挙げた。
点差は9点に。
彦一、茫然。
「また青葉が点差を戻した…。
スリーはやっぱりデカイで」
「また青葉が点差を戻した…。
スリーはやっぱりデカイで」
ボールを拾う伊達。
「くそ…。試合前に言われてたのに…」
牧がボールを受け取った。
そして鋭い視線で一言告げる。
「集中を切らすんじゃねえ。決勝だぞ」
伊達 「ハイ」
ゴクリ…。
(牧さん…)
(牧さん…)
牧は、その鋭い眼光のまま、
青学大ゾーンを切り裂く。
青学大ゾーンを切り裂く。
ダム!!!!
宮城 「速い」
バス!!!
深体大 22
青学大 29
道谷《おおっと、ここでキャプテン・牧》
塚本《出ましたねえ! “最強の”ペネトレイト!》
ショットクロックを18秒も残しての一本だった。
まさに、深体大の速い展開である。
牧 「よし!」
藤真 「チッ…」
深体大ベンチ、ガッツポーズ。
「よーーーっし!! さすがは牧さん!!」
「よーーーっし!! さすがは牧さん!!」
赤木、腕組み。
「さすがは牧だ。いやな雰囲気のなか、
自らの力ですかさず取り返した」
自らの力ですかさず取り返した」
花形は苦笑い。
「そうなんだ、アイツにはあれがあるんだ。
あのペネトレイトが。藤真は一瞬たりとも
気が抜けないな……」
あのペネトレイトが。藤真は一瞬たりとも
気が抜けないな……」
ざわざわ…。
「徐々に深体大が詰めてきてるぞ」
「徐々に深体大が詰めてきてるぞ」
「やっぱり王者は立て直してきた」
そう。
「深体大の反撃が始まる」という展開は
まさに「やはり」だった。
まさに「やはり」だった。
だが、
「このまま青葉ペースにはならない」という、
もう一つの予想は、当たらなかった。
もう一つの予想は、当たらなかった。
「来た!!」
「家村だ!!!」
「家村だ!!!」
シューター・家村にパスが渡る。
「撃てええ!!!!」
会場が二連発を期待する。
「撃たせない!」
今度は伊達がすかさずチェック。
今度は伊達がすかさずチェック。
家村はすかさず、ローポストに落とす。
森重に入った。
「ああ!! 今度は中だ!!!」
ここには河田兄弟のダブルチーム。
「ゴール下最強の兄弟のディフェンス!!」
「これは撃てない!!!」
ビッ!
森重はハイポスト付近で待つ前川にさばく。
ビッ
前川もすかさず外にさばく。
「外だ!!」
「パスが速い!!」
ボールは、神へ渡った。
道谷《ここで神だ!!!》
(来たな!!)
諸星が出る。
諸星が出る。
ビッ!
しかし、神もすぐにパスをさばく。
道谷《ああっと! ここも回した!!!》
ボールは藤真に渡った。
前川のスクリーンを使って、
ノーマークとなった藤真に。
ノーマークとなった藤真に。
弥生 (ナイスプレー!)
ザシュ!!!!
深体大 22
青学大 32
「来たあああーーーーーーー!!!!!」
「今度は藤真だあああーーーーーー!!!!」
道谷《藤真のスリー! 再び10点差!》
塚本《次から次へと決めてきますねえ!!》
三井 「また10点差に戻しやがった…」
赤木 「速攻3発に対し、スリー2発で相殺だ」
会場の予想は半分当たり、半分外れた。
深体大はアップテンポゲームに切り替え、
スコアを重ねるようになってはいたが、
青学大の得点ペースも落ちなかったのだ。
スコアを重ねるようになってはいたが、
青学大の得点ペースも落ちなかったのだ。
王者が持ち前の機動力を生かして
反撃の狼煙を上げる一方、
挑戦者の最大の武器である長距離砲も
次々と火を噴く。
そして、この状況のまま試合は進んでいき、
2ndクォーター残り時間3分。
深体大 32
青学大 41
まだ、得点差は保たれたままだった。
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(247) リメイク版 へのコメント一覧
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