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  • 2023年07月23日16:21

入院日記/3日目 〜地獄から一夜明け〜

どーも!!

元病人、編集者・Kでっす!!

やっと腹部の痛みが完全に消えました!!
(ホントに超嬉しいいーーーーー!!!!)


今度、術後1か月の検査がありますが、
おそらく何も問題ないでしょう(自身アリ)。

復活の記念に酒でも飲もうかしらね
(そういや3か月くらい吞んでないわ)。


んじゃ、今日も振り返り日記、いってみましょう。


※バックナンバーは下記からどうぞ。
特に前回がかなり壮絶ですぞ(笑)。








地獄のような2日目から一夜明け、
3日目の朝がやってきました。

もうボロボロです。体も心もズタズタです。


朝6時、朝の検査で看護師さんがやってきます。


「Kさん、おはようございま〜す」

うっす、すげえ辛いっす。

「どんな感じですか?」

マジで辛いっす。何もかもが辛いっす。
早く自由になりたいっす。


ていうか、まだですか。

この体中に取り付けられた器具や管を
外してもらえる時間はまだですか。

試合はまだですか、監督。

「フハハ、あわてるな、K。まだ時間はあるぞ」

いや、違うんだよ、ホントに嫌なんだよ。
もうマジでガチでリアルガチで嫌なんだよ。


と思っていたら、嬉しい質問が。

「このソックスはもう外してもいいんですけど、
どうしますか?」


うおおおおーーーーーーーーー!!!!
マジっすか!! マジっすか!!!!!

外せ、外せ、いますぐ外してくれ!!!!!

金なら払う!!! いくらだ!!!!
(そういうことじゃない)


「じゃあ、外しますねえ」


カチャ。


ついに、自動マッサージソックスが終了。


解放。

圧倒的解放。

とてつもない解放感。

スポーツマンおよび元スポーツマンの皆さんに
この解放感を分かりやすく説明させて頂くと、
バスケの練習や試合後、クッタクタの状態で
汗だくの靴下を脱いだ時の約100倍(わし調べ)。


「9時にまた先生が来ますからね」


看護師さん、退場。

ああ、もう早く9時になれ。
ベッドから脱出したい、動きたい、歩きたい。


が、
この6時から9時の3時間が長い。


足の圧迫感がなくなったとはいえ、
まだ体中に管が入っていて、一歩も動けません。

それなりに寝ているし、外も明るくなったので
眠気もありません。ただただ耐える3時間です。


ああ、もう本当に嫌だ。

尿道の違和感は依然まったく消えない。
腰が痛い。でもちょっと動いたら腹に激痛。
そして喉も乾いた。水だ、水をくれ。


耐えに耐え、途方もなく長い3時間。


そして、先生登場。

「Kさん、どうですか」

腹はクッソ痛いですが、あとはもう大丈夫です。
マジで全然大丈夫ですから。試合はまだですか。

もう元気であることを猛烈アピール。


もう大丈夫だ、無問題だ。
解放しろ、わしを解放しろ。


色々質問され、色々触られる。


「そうですね、大丈夫そうですね」


よし、外せ!! 呪いを解いてくれ!!
シャナクか! 教会か! どっちもでいい!!


「では、あとで看護師が来ますんで」


いやいやいやいやいや。

では、じゃないのよ。

9時に外れるんじゃねえのかよ。
早くしてくれ。もう限界なのよ。


またまた耐える時間。

そして1時間後。


「Kさ〜ん、どうですかあ」

もう待ってた、待ちに待ってた。
アナタが来るのを本当に本当に待ってた。
なんかもう、いま誘われたら絶対好きになる。


「じゃあ、外しますねえ」

やったあああああああーーーーーー!!!!


カチャカチャカチャ。

正直、どこにどんな管が入っていたのかは
よく分からないが、とにかく色々外される。

なんか、体がドンドン軽くなっていく感じ。


そして、最大の分岐点、来たる。


「Kさん、尿道の管はどうしましょうか」

外せ、外せ!!! 
これが最大の苦痛なんだよ!


「自分でトイレに行けるなら外せるんですが」

行ける!! できる! 
わしはできる!! できる子だから。


「歩けますかね。ちょっと立ってみましょうか」


来た、卒業試験。

たしか入院前にもらったご案内シートには、
最初に立つときは看護師がサポートしますとか
書いてあったが、そんなもんはイラン。

自分で立ってやる。そして一発合格してやる。


まずは上体を起こす。


痛てえええええーーーーーーー!!!!!!!
腹筋、クッソ痛てええええーーーー!!!!!


「ああ、大丈夫ですか」


平気です。バスケットマンですから。

ここは耐えるしかない。
歩けることを証明せねば解放されない。

ベッドに腰かける形で、床に足をおろす。

そして、点滴のスタンドに手をかけ立ち上がる。


「あ、立てますね」

はい!! 大丈夫です!!


「じゃあ、外しましょうか。
もう一度寝転がってください」


やった、やった、ついにこの時が来た。


「外す瞬間、ちょっと痛いかもしれませんけど
我慢してくださいね」

T字帯(ふんどし)を外される。

何度も書いたが、看護師に色々見られることに
もはや何の抵抗もない。もう何でも見てくれ。
むしろ見られると興奮す…、おっと、今のは嘘だ。


「じゃあ、深呼吸してもらいます。吐くときに
管を抜きますので。はい、吸って〜」

すぅぅぅ〜〜〜。

「吐いてえ〜」

ふぅぅーーーーーー。


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「はい、外れました」


痛くはなかったが、なんか「おほっ」ってなった。

なんともいえん感覚だったなあ。
もう一生味わうことはないと信じたいが。


そして、

「では、もう自由に動いてもらってOKです。
お水かお茶なら飲んでいいので。あとお昼から
食事も再開しますからね」


うおおおおおおおーーーーーーーーー!!!!!

すべてから解放されたああああーーーー!!!!
わしは自由だあああああーーーーーー!!!!!



はたして、地獄の20時間が終わりました。

本当に本当に本当に、長かった。
こんなに辛い時間はかつてなかった(と思う)。


まずは立ち上がる。

このへんで、なんとなくコツを掴む。

要は、腹筋に力を入れなきゃ大丈夫なんです。

なので、両手の力のみで体を支えればいいんです。
看護師さんからも同じアドバイスをもらいました。


あ、
これ、ギックリ腰になったときの立ち上がり方や。


わし、何度かこのブログで書いたと思いますが、
たまにギックリ腰(あるいはギックリ腰風のやつ)
になるんですよ。ちょっと癖になってる感じで。

そのときも腕の力で立ち上がるんですよね。
もうメチャクチャ腰が痛いんで。

それを思い出しました。そうか、またこれか、と。


その後、やっとこさブログを更新。




しかし、自由とはなんと素晴らしいことか。

自分で歩けるって素晴らしい。
喉が渇いたら水が飲めるって素晴らしい。



「今日はたくさん歩いてくださいね」

胃腸を活発に動かすためには歩くことが
大事とのことで、よく動くよう指示をもらう。


歩くとかなり痛い。

一歩一歩の振動が腹に響く。
とりあえず点滴のスタンドがないとアウト。
これが杖のような役割になってるんですよ。

そして、座っていてもケッコー痛い。

そうか、「座る」という行動は少なからず
腹筋を使っていたんだなと、あらためて認識。


とはいえ、自由が本当に嬉しい。

ずっと腹は痛かったけど、歩くの辛かったけど、
昼メシも夕メシも完食できなかったけど
(腹ペコのはずなのだが全部は食えなかった)、

それよりなにより
地獄を抜けた解放感がハンパない1日でした。




続く


-


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入院日記/3日目 〜地獄から一夜明け〜 へのコメント一覧

  1. 1.
    • タップ
    • 2023年07月23日 16:48
    いやーマジでお疲れ様でした。
  2. 2.
    • めそ
    • 2023年07月23日 18:36
    開放感がとても伝わってきます。ほんとに健康ってすばらしいな。
  3. 3.
    • 通り一遍
    • 2023年07月23日 19:43
    入院日記、生々しいんですけど、リズムと言うかテンポがよくて、それでいて内容が面白いのですごく好きです!
    管抜く瞬間の表現とか、他人事なのでニヤニヤして読んじゃいました(すみません・・・)。
  4. 4.
    • 甘酒Y
    • 2023年07月24日 16:55
    僕は50歳の時に脱臼の手術でした。Kさんと全く同じ。体から管が出ているというのはこんなにも苦痛なのかと。とりわけ、尿道挿管の苦痛たるや。。。脱臼の場合は、そこから1カ月以上、肩と腕の固定という地獄が続きました。腹筋の痛みとはまた別の痛み、苦しみですね。ところで天国。僕の場合、尿道挿管後しばらくしてからの、看護師さんによる洗髪が天国でした。確かに、惚れてしまいそうな感じでしたね。
    ブログ楽しく拝読してます。健康の大切さをこれからも発信してくださいね。僕、医療従事者です。身をもって健康のありがたみを感じました。
  5. 5.
    • わし
    • 2023年07月25日 05:42
    スラダン、カイジなどの要素が最高です(笑)
  6. 6.
    • ハセテック
    • 2023年07月26日 23:39
    • 5
    オフェンスはディフェンスから
    ではなく健康から。
    ご安全に!
  7. 7.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:36
    >>1
    疲れました〜
  8. 8.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:36
    >>2
    元気であることのありがたみを知りました!
  9. 9.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:36
    >>3
    まあ、つまんない日記にしたくなかったんでね(笑
  10. 10.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:37
    >>4
    看護師さんが「白衣の天使」なのは事実ですな。
    ※白衣は着てなかったけど。

    医療従事者とのこと、いつもありがとうございます!
  11. 11.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:38
    >>5
    なんでも詰め込みたくなる方でして。
  12. 12.
    • 編集者・K
    • 2023年08月12日 18:38
    >>6
    その通りですね!
    健康第一、安全第一!




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