麻雀がメチャクチャ弱くなった、編集者・Kでっす
(もう最近オンライン麻雀で負けまくりでね)。
勝負強さを取り戻したいので、過去に自分が書いた
勝負を振り返ってみます(なんでやねん)。
ということで、「あとがき」です。
前回、全国編の「湘北×海南」が終わりましたので、
ここからは決勝戦の陵南戦となります。
これがまた長いんですよねえ。
書きも書いたり、全44話!(よく頑張った)
↓
この試合は、湘北高校の前日の雰囲気から
スタートします(674話)。
さて、このシーンのなかでこんな会話があります。
安西 「悔いを残さない一番の方法は?」
桜木 「勝つことだ」
これ、いまのわし(ミニバス指導歴12年)なら、
こうは書かないかもしれないなあ、と思ったり。
まあ、勝負は勝つに越したことはないのですが、
それ以外にも得るものはたくさんありますからね。
ちなみにこれ、元ネタというか、参考にした現実の
シーンがありまして、それはあの伝説の能代工業の
高校九冠の2年目なんですよね。
「名チーム」のコラムでも書かせてもらいました、
高校バスケ史上最強のチームの議論に必ず挙がる
この代です。有名ですよね、あの年の能代。
↓
ウィンターカップを制してこの年の三冠制覇を
成し遂げたあと、キャプテンの畑山選手が、
インタビューでこんなことを言うんですよ。
「全然悔いが残っていない」
当時大学生だったわしは、この放送を観て、
「なんと凄いことだ…!!」と思ったんです。
高校生が3年間を終えて全然悔いが残らないなんて、
そんなことがあるのか、と。
このはるか未来にイチローさんが引退会見にて
「後悔などあろうはずがない」という名言を
残すのですが、それと同じですよ、畑山選手。
あれがかなり脳裏に焼き付いてまして、
この安西と桜木の会話でちょっと拝借したんです。
で、
迎えた試合当日(675話)。
いま改めて読み返してみて、
「あれ…!?」となっちゃいました。
この試合、674話で桜木達が騒いでいる通り
当時の高校バスケの県大会予選としては珍しく
テレビ放送(ネット配信でなく)があるのですが、
その解説を務めるのが陸川さんなんですよね。
はい、我がブログのなかでは青葉学院大学の
監督としてお馴染みの、あの陸川さんです。
ユニバ副監督でもあった、あの陸川さんです。
選手じゃないのに人気投票でランクインした、
あの陸川さんです。
↓
そうかそうか、忘れてたわい、と思いつつ、
実況アナのコメントで手が止まりました。
「解説は、NKCの陸川昭雄選手」
ん?
NKCの選手??
ちょっと待て、これは大丈夫なのか!??
※因みにこの「NKC」というチームは、
かつて日本リーグに所属していたNKKがモデル。
現実の陸川さんが活躍したチームですね。
この「全国編」は桜木が高校3年生の年なので、
赤木や牧、藤真らは大学2年生ということ。
そのときに陸川さんがNKCの選手ってことは、
その時点では青学大の監督ではないということに
なるわけですよね。
つまり最短で考えても、藤真が大学3年生の時に
青学大の監督になったってことになりますよね。
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※のちに修正
全国編は桜木が2年生のときでした。
藤真は大学1年生ですので、陸川さんの就任は
最短で藤真2年生時になりますね。
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これ、辻褄合ってんのかな…。
なんか、メチャクチャ不安になってきた。
これより手前で大学編を書いているわけですから
陸川さんが青学大の監督になることは、
わしも分かったうえで解説に登場させています。
うーん、どうなんだ?
わし、
「藤真たちが2年生の時に陸川さんがやってきて
そこから青葉学院大が強くなった」
みたいなことって、どこかで書いてましたっけ??
書いてるなら全然セーフなんだけどさ。
いやむしろ、選手時代に解説をやらせているなんて
よく出来た設定だと思うんだけどさ。
「Kの部屋あるある」なのですが、
わし、ホントに自分で書いたことをよく忘れるので
ただいまメチャクチャ不安になっております(笑)。
どうでしたっけ? そんな描写ありましたっけ?
あるいは逆に、この試合中に陸川さんが急に
青学大の監督のようなセリフを吐いたりしてない
かしらっていう不安も…!!
記憶力のよい読者さん、教えてください…!!
自分の記憶を頼りに振り替える「あとがき」企画で
「覚えていないことを質問する」という、
馬鹿みたいな展開になってしまっておりますが、
皆様に助けていただきたく。
どうか、お力を。
よろしくメカゴジラ!!
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【質問アリ】「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×陵南(試合前) へのコメント一覧
「藤真は大学でも監督に恵まれなかったのか」
みたいな印象を得ていると思うんですよね
(いや前任の監督もいい監督だったかもしれないけども)
だから藤真入学時にすでに監督に就任していて欲しいかなと思います
181話3年後に
対抗馬には長らく大和大学が挙げられていたが、昨年から図式が変わった。
青葉学院大学に、森重寛が入ったからである。
高校時代に3度全国優勝を経験したこの怪物センターは、大学バスケ界の
勢力図を大きく変えた。
藤真健司 神宗一郎 森重寛
このトリオは大いに暴れ周り、ついに昨年はインカレ2位にまで上り詰めた。
とあるのでいつから陸川監督が青葉の監督になったかはわかりませんが、藤真さん1年次から青葉の監督でいて藤真さんと着々と王者を追い詰めて行ったのも良いですね!
間違ってたらすみません。もう一回読み返してみます!
あーっと、その通りです!!
いま修正の文を差し込みました。
誰よりも読み込んでいますが、矛盾はありません!
なんの問題もないと思いますね
何かあれば「パラレルワールド」という事で
なるほど〜。
そういう見方もありますね。
藤真2年生時に就任なら、神の入学と同タイミング。
藤真3年生時に就任なら、森重と同タイミング。
うーん、どちらも通る気もするなあ。
一旦、矛盾がなければセーフ…!!
※さて、あとはいつ監督就任したことにすれば美しいか
ありがとうございます。
ただ、原作との矛盾はパラレルワールドで逃げられても、
物語内の矛盾は、パラレルワールドってのとは関係ないんですよねえ
ありがとうございます。
矛盾ないと思いますよ。
既に、上記コメントにある通り、青葉が急浮上したのは、森重加入(藤真三年時)によるもの。
加えて269話にて以下の通り。これも矛盾なし。
>2年前(藤真2年)
>MVPの表彰を受ける牧。
>その他の優秀選手として後ろに並ぶ藤真。
>1年前(藤真3年)
>金メダルを首にかける牧。
>銀メダルを首にかける藤真。
陸川さんの監督就任が、青葉急成長の要因とは書いていないですが、青葉が強くなったタイミングと陸川さん監督就任のタイミングはほぼ同時期と見て良いかと思います。
そうかそうか、何とかぶっ壊れちゃいないか。
このへんのエピソード、いつか書いても面白いかも!?
大変助かりました!
そして、ストーリーがぶっ壊れるような矛盾は
一旦なさそうな雰囲気なので、手術は不要かなと。
陸川さんが青学大を強くするエピソード、
いつか書いてみようかしら、とか思っちゃいました。
長らく深体大のライバルは大和大との記載あり。
さらに藤真4年時インカレ優勝直前の回想シーンでも、1年時は藤真は表彰式で観客席にいたり、青葉自体入賞してないような描写があったような。何話か忘れましたが牧がMVPだったりその辺の描写ありましたよね。