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  • 2024年05月08日19:00

スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(267) リメイク版

※この記事はリメイク版です
リメイクの経緯はコチラ
元記事はコチラ



関東学生トーナメント決勝戦


残り時間56秒、
深体大、王者の意地が炸裂。


道谷《牧のブロックショットーーー!!!!!!》



藤真 「………!!!!!」




弾かれたボール。




これにいち早く飛びついたのは、


「神……!!!!!」

「神が取った!!!!!!」



清田 (神さん…!!!)

牧 (神……!!!)



ベンチから陸川が叫ぶ。

「撃てええええーーーーー!!!!!」



神 「…!!」




ショットクロックは、残り2秒



藤真も叫ぶ。 

「撃てええ!!!!」



ビッ!

神、無謀ともいえる体勢から
無理やりシュートを撃つ。


そして叫ぶ。

「森重!!! 獲れ!!!」




―― リバウンド勝負



ガシッ!!

森重、河田雅、ゴール下で体をぶつける。



『ビーーーーーーーーーーーーーー!!!!』


ガン!!!!!




残り時間50秒、

ショットクロックのブザー直後に
ボールがリングで跳ねた。



道谷《外れた!!!》

塚本《リバウンド勝負!!!!》



青学大、深体大、双方ベンチから声が飛ぶ。

「リバーーーーーーン!!!!!!!!!!!」



ゴール下のビッグマンが動く。

「うおおおおおおおーーーーーー!!!!!」



バチィ!!!!



森重の手がボールを弾いた。


2メートル選手の肉弾戦、
しっかりとボールを掴むには至らない。


森重 (くそ…、獲れねえ)



再びボールが浮く。



河田雅、今度は跳ばない。
背中と尻で森重を押さえ込む。

(コイツは跳ばせちゃいかん)


森重、パワーで押し返す。
ファウルギリギリのゴール下勝負。


桜木 (丸ゴリ対デカ坊主!!)


河田雅 「ぐっ……!!!」

森重 「うお……!!!!!」



ふたりが肉弾戦を展開するなか


バッシイ!!!



このリバウンドを、樋口が獲った。


「おおおおお!!!! 樋口!!!!!」

「深体大の高さが効いたああーーー!!!」



森重 「…!!」

河田雅 「よし!! よく獲った!!」



唐沢監督、珍しいガッツポーズ。

「よっし!!!」



ビッ!!

樋口、すぐさま外の諸星にボールを出す。


諸星 「よーーっし!! ナイスリバン!!!」

牧 「行くぞ!!!!」



道谷《深体大がボールを奪いました!!》

塚本《やはりいまは深体大のほうが中は強い!!》



残り45秒

深体大 90
青学大 91


深体大ボール。



コートサイドの彦一。

「ああ、エライ勝負になってきたで。ドキドキが
止まらん。頭がどうにかなってしまいそうや…!」


三井 「青葉がゴールを奪えなかった」

赤木 「やはり終盤はゴール下だ」

杉山 「陸川采配が裏目に出たか…?」



道谷、戦況を整理

《さあ、ゲームはいよいよ大詰めです! 
1点を追う深体大、残り時間は40秒!!》

塚本、興奮解説

《いやあ、緊張しますねえ!! この一本は勝敗を
大きく左右する一本になりそうですよ!!》



ビッ! ビッ!!


深体大のメンバーがボールを回しだした。

牧、諸星、大野、外に陣取る3人は全て4年生。
焦ることなくボールをしっかり動かしていく。


胸の鼓動が止まらない彦一。

「ああ、あれだけでも凄い…。ワイはこんな場面で
ボールが回ってきたらこぼしてしまいそうや…!」


青学大ベンチ&応援団、声をからして叫ぶ。

「ディフェンス!!! ディフェンス!!!」 

「守れ!!! 死守だ!!!!」


深体大ベンチ&応援団も負けじと声を出す。

「さあ、一本!!!」

「しっかり決めよう!!!!!」



両軍が祈りを込めて声を送るなか、



ショットクロック残り10秒
(試合時間残り31秒)


右45度の牧紳一にボールが渡った。


キュキュ!!!!

藤真が前に出た。


この動きでゾーンディフェンスの陣形が
若干崩れたが、もはや関係ない。

藤真は、目の前の男に全ての神経を集中させた。



「牧vs藤真!!!!!」

「両キャプテンの勝負だ!!!!」



ダム、ダム、ダム……。


牧、ゆっくりとドリブル。

藤真、ぐっと腰を落とし牧の目をにらむ。




そして、




ダム!!!!!!!!!!



―― 勝負



牧が仕掛けた。

藤真、喰らいつく。




キュキュ!!!

ダム!!!



牧、フロントチェンジ。




その瞬間、

藤真の左手がボールを捉えた。




バシイイイッ!!!!!!!!!!




「………!!!!!!!!!!!」




そして、

そのボールが牧の太ももに当たり、

手元からこぼれた。




「…………!!!!!!!」




藤真 「……!!!!」


牧 「……!!!!!」




当事者の2人も一瞬、
何が起きたのか分からなかった。




時間が止まったようなコートでボールが跳ねた。




それを、

天崎和彦がかっさらった。




宮城 「天崎!!!!!!」

須形 「天崎さん…!!!」

荒石 「……!!!!」



桜木 「チョロ……!!!!」




ダム!!!!




天崎、猛スピードで速攻開始。


誰もついていけない。



「ああ……!!!!!」

「天崎……!!!!!!!!!」



藤真、その光景を呆然と見つめる。

そして、自分の左手を見つめる。



ドクン!!


急速に胸の鼓動が高鳴る。




残り時間23秒、



藤真が見つめる先、
はるか遠くに見えるゴールに、


天崎が舞った。




バス!!!!



藤真、無言で天崎のレイアップシュートを見届ける。



残り時間 22秒

深体大 90
青学大 93





そして、



『ビビーーーーーーーーーーー!!!!!!!』



深体大のタイムアウトを告げるブザーが鳴り響いた。




藤真の目に、

思い切りジャンプし、ガッツポーズを
連発する天崎の姿が映る。

そして、怒り狂ったような表情でコブシを
振り上げる陸川監督の姿が目に飛び込む。


さらに、狂喜乱舞の青葉ベンチメンバーの姿が。




「…………。」

藤真、ゆっくりとベンチに戻る。 



声が、音が、場内に鳴り響いているが、
藤真の耳には飛び込んでこない。



「ーーーーーーーーー!!!!!!」


「ーーーーーーーーー!!!!!!」




ガッシイ!!!!!!

背中に衝撃。



藤真 「……!!!」



家村と前川が藤真に飛びついてきた。

さらに、天崎が、そしてベンチメンバーが
なだれ込む。


藤真がもみくちゃにされる。


「藤真さん!!!!」

「藤真!!!! やった!!!!!」

「藤真!!!」 


「藤真ーーーーー!!!!!」




藤真の耳に音が戻った。




静かに神が藤真に手を出す。

「ナイスカット!」



藤真 「ああ…」

パチン!


静かに神の手を叩いた。



「よし!! よくやった!! あと22秒だぞ!!」

陸川が興奮を押さえ込み、選手に声をかける。



「ハイ!!!!」



もうベンチに座っている者は誰もいない。

メンバー全員が両コブシを握り締めている。



陸川が最後の指示を出す。




(残り22秒……)

藤真が電光掲示板に目を向けた。



深体大 90
青学大 93



(残り22秒…、3点差…)




―― 深体大に

―― 牧に



―― 勝てる!!!




ドクン!!!!!!




このとき、藤真健司を、
バスケ人生最大の緊張が襲った。



『ビビーーーーーーーーー!!!!』




タイムアウトが明けた。




続く



-


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