下記のテキストは、バスケ日本代表のある試合の
記事からの抜粋です。どの試合のハナシでしょう？
｢相手は強かったが、それよりも日本の出来がよくなかった。力を出し切れなかった」
｢とにかくシュートが入らなかった」
今日は目指すバスケを表現できませんでした。
日本は、気持ちよくスリーを撃つことがなかなかできませんでした。そして、悪くない形で巡ってきたチャンスも残念ながら決められませんでした。
色々反省ポイントはあるでしょうけど、シンプルに「シュートが入らなかった」ですね。なんだかんだ、これに尽きると思います。
なにかと「それだけじゃない、色んな課題が…」と言いたくなるものかもしれませんが、でも、やっぱりシュートが入らなかったことが最大の敗因だと思います。外から決めて勝利する形を目指してきて、外が入らなかったんですから。
ドイツが簡単に撃たせてくれなかったこともあり、日本が本来の力通りに決められなかったこともあり。
3つ目にドイツって書いてあるから、昨日の試合？
確かにシュートが全然入らなかったですよね。
NO.
上記は、Ｗ杯のドイツ戦の記事からの抜粋です。
なんとまあ、
ほぼそのまま昨日の試合に当てはまるっていうね。
Ｗ杯のあの試合と大変よく似たゲームを披露し
日本はまた敗れてしまいました。
バスケ日本代表 欧州遠征
第1戦：日本代表 83-104 ドイツ代表
相手はFIBAランク3位のW杯王者。
ランク通り･実績通り･前評判通り･予想通りと
言っていいのでしょう。スコアの差は21点。
最後はやや流したので、それ以上の差があったと
振り返る意見もSNS上にはチラホラ。
で、
実はわし、そういう試合を観た後にもかかわらず
｢絶対に勝てないわけではない」と思ってます。
そう、件のＷ杯のゲームの後のように。
あのときも「もうちょいやれたよなあ」という
気持ちでした。なんなら「ワンチャンある」とすら
思ったとか、思わなかったとか。
んで、こんな冗談をポストしたりもしましたけど。
↓
国際強化試合
— 編集者・K (@henshusya_k) July 20, 2024
男子日本 83 - 104 男子ドイツ
渡邊雄太が入ると得点が10増えて、
失点が10減りますので、
実質93-94。
よし、次は勝てる。
↓ https://t.co/slnzpdWN1A
いやいやいや、そりゃ甘すぎでしょ、Kさん、
という声が日本中から聴こえてきそうですが、
(上記の「渡邊雄がいれば1点差」っていうのは
さすがにポジティブすぎる感想ですが）、
うーん、でもやっぱり「手も足も出ない」とは
いまだに思ってないんだよなあ。
ドイツが強かった以上に、日本が悪かったから。
もっとやれるのに、とまだ思ってるから。
あのねえ、
選手は全然ビビってる風に見えなかったんですよ。
これが、前を向くための一番大事な材料です。
｢絶対勝てない」と思わないで済んでます。
過去の列強国との試合では、正直ありましたから。
技術や体力･体格の前で勝負がついていると
思ってしまったことが。
もう呑み込まれていると。
こうなってしまったら絶対に勝てない、と。
何度でも言います。2019Ｗ杯初戦（vsトルコ）、
比江島が横パスをかっさらわれた時点で、わしは
こりゃ勝てない時のやつだ、と思っちゃいました。
開始1分で、早くもそう思いました。
※いまの比江島はあのときとは全然違うからこそ
言えることです。難しいゲームで頼りになるのが
いまの比江島ですからね（富樫と共に）。
あのときは「これでは勝てない」と思いました。
でも今回のドイツ戦、そうは思いませんでした。
全っっ然、シュート入りませんでしたが（苦笑）。
なんかまだやれる気がしてるんですよ。
｢まだ本番じゃない」ってのはドイツも同様で、
日本だけ都合よく練習試合より強くなるわけでは
もちろんありませんが、それでも日本のほうが
もうちょい上げられると思っています。
渡邊雄がいれば、ということ以外にもね。
繰り返しますが、相手にビビっていなかったので。
特に「早い段階でいいシュートが幾つか
決まっていれば」という思いが強いです。
そうさせないからドイツは強い、と言われても、
いや決められる、と言いたい。
いつも通りにやれば。
―― いつも通り
そう、八村は「レイカーズの八村」のような
プレイをすれば、そのままホーバスのバスケに
フィットする気がするんだけどなあ。
あれだけNBAで外からスポスポ決めた人ですよ。
なんかこう「せっかく八村がいるんだから」って、
スーパーエース的に扱う必要はなくて、ホーバスの
バスケの中で機能してもらえばいいじゃんと。
※そういう意味では試合立ち上がりの2本のスリーは
いい感じに見えたんですよねえ
日本代表は、W杯では強さを見せたんだから、
｢上乗せで八村が加わった」にならないかなあ。
｢八村のチームに変更した」じゃなくてさ。
河村、富永、渡邊、八村、ホーキンソン、
これがガッチリとハマれば…、いやホントに
イケると思うんですよ。
そこに、富樫や比江島、馬場、ジェイコブスらが
ただの控えじゃなくてアクセントとして有機的に
絡んでいくっていう。
それをまだ見てない。
それが出ればドイツにだって、うん、ホントに。
いま浮き彫りになってよかったんだと捉えたい。
五輪までまだ時間あるから。
うーん、なんか上手くいかねえなあ、っていう
状態だと思うんです、いまは。やるべきことを
全部やったが負けた、とは思ってないんです。
と、以前の記事で書いた
｢戦える選手を揃えてほしい」というポイント。
同記事で｢試合じゃない､戦いだ」と書きました。
※ご参照
前回五輪の時よりも、W杯の時よりも、
｢戦える選手」が揃っていると思いましたよ。
脇役とされる、吉井・飛勇・ジェイコブス、
よかったじゃないですか。
彼らは戦える選手だと思いましたよ。
日本バスケ史上の最高傑作･八村＆渡邊雄を軸に、
上の世代の比江島や富樫がまだ残っていて、
下の世代の河村と富永も名を連ねる現･日本代表は
Bリーグ発足後の日本バスケ界の最初のピークだと
思っています。ジェイコブスも現れましたし。
※未来にもっと強い世代が現れるのは分かって
いますので、あくまでも「最初のピーク」ね。
いやあ、これは目が離せませんな。
次のセルビア戦、そして五輪本番、
｢何かを起こす」と信じて。
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jungle123![バスケ強化試合[日本 83×104 ドイツ] まだ「手も足も出ないわけじゃない」と本気で思ってます。 を はてなブックマーク に追加する](https://livedoor.blogimg.jp/jungle123/imgs/d/5/d51ee04d.gif){kind=small}
バスケ強化試合[日本 83×104 ドイツ] まだ「手も足も出ないわけじゃない」と本気で思ってます。 へのコメント一覧
あの時のサッカー日本代表も最後まで噛み合って底力を見た感がありませんでした。ただジーコは結構自由な感じでしたがホーバスは決め事は細かそうなので、オリンピックで噛み合っていい試合をして勝つ事を期待してます。
実績もキャリアもある選手ですが老婆心ながらコンディションが大丈夫かどうか…
セルビア戦には出るとのことですが怪我悪化しないかとか…
怪我をキッチリ治して本番で大暴れして欲しいです！
日本がドイツに勝る部分、勝負できる部分
を明確にしてそれを生かした戦い方ってできているの？
シュートが入らなかった→相手がそうさせない対策をしている
課題は多くある→それをどのように克服できるようにするのか
負けた言い訳だけでなく、具体的にそれをどう生かすのかをしっかり選手たちに示して次、勝ちつづけて世界1になって欲しい