いま一番好きなアニメは何? と聞かれたらば、
秒で、問答無用で、『キン肉マン』と答える男、
編集者・Kでっす!!
いやあ、アレよく出来てるわあ。
あのクオリティでキン肉マンを見られるなんて、
なんと素晴らしいことか。画がいいよ、画が。
はい、いつものリンクを今日も。
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ちょうどそのアニメのほうでも7人の悪魔超人が
出てきましたねえ。面白いですねえ。
しかし、あのステカセキングがあんなにカッコよく
見える日が来るなんて…(しみじみ)。
さてさて、
そんなわけで、今日はキン肉マンコラムを更新。
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ただいま「七人の悪魔超人」シリーズを
振り返り中で、これまで下記の5戦について
書かせていただきました。
キン肉マン×ステカセキング
キン肉マン×ブラックホール
ウルフマン×スプリングマン
ロビンマスク×アトランティス
ブロッケンJr.×ミスターカーメン
そして今日はコチラになります。
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七人の悪魔超人シリーズ
第6戦
ウォーズマン×バッファローマン
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そう、あれですよ。
100万×2×2×3で1200マンパワーのアレです(笑)。
ときは約40年前、当時のわしは小学生。
クソガキもクソガキですが、
それでも子供ながらに分かってました
勝つのはバッファローマンだと。
まあ子供でも分かりますよ。7人の悪魔超人編の
最後の敵は、バッファローマンであろうことは。
最初からそういう雰囲気プンプンだったし、
これまでの戦いで「正義も負ける」ということを
思い知っていますからね。
はたして、ウォーズマンは予想通りに敗れることに
なるのですが、それでもなお強烈に印象に残った
シーンがあって、それが前述の「1200万パワー」。
これはもうオッサン世代なら絶対分かりますよね。
なんなら、いまでも無理やりな計算が出てきたら
「ウォーズマンか」ってツッコむくらいのハナシ。
この試合では、「超人強度」という概念が
はじめてクローズアップされることになります。
知名度では『ドラゴンボール』の「戦闘力」が
上かもしれないけど、こういう数字の元祖って、
この「超人強度」なんじゃないかな。
キン肉マンが95万パワーで、
ウォーズマンは100万パワー。
ウォーズマンの超人強度は、テリーやロビン、
ラーメンマンらよりも上。
「俺の超人強度はナンバーワンだ」と胸を張る
ウォーズマンに対し、バッファローマンは
1000万パワーという途方もない数字を告げます。
のちにフリーザの「戦闘力53万」に塗り替えられる
ことになりますが、それまでは漫画で最も絶望的な
数字だったかもしれません。
あ、余談も余談ですが、わし、
「1000万」を「イッセンマン」と呼ぶことを
この『キン肉マン』のアニメで初めて知りました。
それまでは「センマン」と読むのだと思っていて、
単行本でもそう読んでいたのが、アニメを見て、
「おお、そう読むのか!」となった思い出。
こりゃもう勝ち目ねえわ、と思っていたら、
ウォーズマンが凄い計算式を披露するんです。
お馴染みベア―クローを両手から出し、
「100万×2=200万」
そこからいつもの2倍の高さにジャンプし、
「200万×2=400万」
さらにいつもの3倍の回転で必殺技の
スクリュードライバーを発動し
「400万×3=1200万」
「お前を上回る1200万パワーだああああ!!!」
いやいやいやいや、
ちょっと待てや。
これ、もちろんツッコミどころ満載なのですが、
この時の感想、いまも昔も変わりません。
「ジャンプと回転は100歩譲って許してやるが、
ベアークロー2本で200万はおかしいだろ」
いまでもこれが一番引っ掛かります(笑)。
ジャンプと回転は分からんでもないのですよ。
いや、分からんけど(どないやねん)。
運動エネルギー的なハナシじゃないですか、
2倍・3倍の力が生まれるってのも、あながち嘘じゃ
ないのかもしれんじゃないですから。
でも、ベア―クローを2本で「× 2」って。
じゃあアンタ、もともと200万パワーで戦えるって
ことじゃないか……っと、イカンイカン。
こんなことを言ったらイカンのですよ。
ふぅ、
あやうくこの作品の味わい方を誤るところだった。
あの1200万パワーのスクリュードライバーは
バッファローマンのロングホーンを片方だけ
折ることに成功するのですが、そこまででした。
やはりこの10倍の超人強度の差というものは
いかんともしがたく、立ったままKOされて、
ウォーズマンの敗北となります。
で、そのあとの展開を見るに、ウォーズマンって
死んだことになってんだよな。
どうにもあの「立ったままKO」というワードで
死んだわけじゃないと思っていたんだけど。
まあ、とにもかくにもハイライトはあの
「100万×2×2×3=1200万」でしょう。
特に最初の「100万×2」でしょう(もうええわ)。
ていうか、超人強度の存在が本格的に露出された
記念すべき試合ってことで、重要な一戦だったと
いってもいいかな。
キャラクターの強さを数値で表す。
うん、あれは小学生にはタマランですよ。
あんなもん大好きに決まってるじゃん。
絶対、全国のお父さんが、
「お父さんは何パワー?」って聞かれたはずですよ。
あのとき、「100パワーくらいだな」と答えた
わしの父親は、いい仕事をしたと思う。
「ウォーズマンはお父さんの1万倍も強いのか」と
妙に納得した覚えがあるので(笑)。
そんな、約40年前の思い出でした。
ではでは。
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キン肉マンの勝負を勝手に振り返ってみる(28)/ウォーズマン×バッファローマン へのコメント一覧
つまり両手でやると通常のスクリュードライバーの2倍のベアークローのパワーが一点に集まるので2倍になります!!
って今考えてみましたがどうでしょう?
ウォーズマン理論を応用するとパソコンを2台使って、普段の2倍集中して、1日8時間勤務を24時間勤務にしたら1人で12人分の仕事できそうです笑
どうでもいいけど、大人になってスクリュードライバーってカクテルみた時にみんなウォーズマン!?ってなったのは私だけじゃないはず…
ゆで理論の代表格。
ロビンスペシャルの時もめちゃ突っ込みましたが(笑)
そして伝説の光の矢を後日、もう一回見られるとは思いませんでしたが、理論は無視してもはや嬉しい話です。
王位争奪戦からの世代です。
自分はベアークロー2つで2倍は良いとして、ジャンプと回転のほう、、、やれんならいつもやれや!と。
普段手を抜いていることになるやん、て小学生の時思いました。
しかしながらロングホーン片方折ったことにより、後の戦いでキン肉マンが助かるシーンもあったので
値千金の特攻だったかと!
同じく小学生の頃観た「北斗の拳」レイがラオウに特攻した究極奥義断己相殺拳などよりも遥かに。あれは残念すぎた。
確か、最初にベアークロー2本で✕2はおかしいけど、最後に2本にしたら納得性があったかも😅
ベアクロー二刀流で200万パワー
→2倍のジャンプで400万パワー
→5倍の回転で2,000万パワー
→スーパー友情モード爆縮で1億パワー
とついに神の領域に到達することに成功した模様…計算の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!
記事中、ところどころ
へのつっぱりはいらんですよ
みたいな語り口になってるところ好きかも!
とにかくすごい理論だ(笑)
悟空やベジータたちが1〜2万あたりをウロウロしてたところに53万なんだよねぇ。
おっと、あの理論を真剣に整理する猛者登場(笑)。
あと、お酒の「スクリュードライバー」は、わしも同じです!
おおらかな心の大人になってから再登場を見ると
あのときとは全く感想が違うわけです。
そう、我々も成長したものだと(笑)。
そういうことをツッコむ人間はキン肉マンを読むことはできません(笑
やれるんならいつもやれや、っていうのは、
「ネオタイガーショット習得後の日向が撃つタイガーショット」とかね(笑
そういうことですね
おっと、「掛け算の順番」理論…!!
こんな新しい説が今登場するとは(笑
いまはもういいんですよ。
受け止める側が、何もかも分かってますから!
界王拳しかり、
こういうの子どもは大好きですからねえ
まあ、世代ですので(笑
それがキン肉マン!!