バスケと同じくらいプロレス大好き、
編集者・Kでっす!!(マジで好きよ)
チョイチョイ書かせてもらってます。
※まあ古いハナシばっかりなんですけど。
↓
で、
今日は、ケッコー「いまさら」ですが、
話題沸騰となった『極悪女王』について。
ええ、もちろん全部観ましたよ。
※予告編、貼っときます
オッサン世代の方なら、プロレスを見てなくても
「ダンプ松本」というレスラーはご存じでしょう。
「クラッシュギャルズ」もかなり知名度高いかな。
わしは、わりと女子プロレスも好きなほうでして、
当時を描いた書籍もケッコー読んでたりするので
この作品のストーリーはほぼ全部わかってました。
ていうか、ダンプ松本とクラッシュギャルズが
戦ってた頃、普通にテレビで見てたからね。
小学校低学年の頃です。
ウチの父親がプロレス大好きだったので、
一緒に見てたんですよね。
ただ、当時はまだ専門雑誌やスポーツ新聞は
読んでなかったので、プロレス界のことは
よく分かってなかったですが。
どうやら男子は二つの団体があって、
女子も一つある、ってことは知ってるくらい。
そうそう、いま思い出すと
「最近、なんで前田日明が出てこないんだ?」と
不思議に思っていたような記憶アリ。
※ちょうどUWFやってたときなんだよね。
一次と二次の間で帰ってきたときは嬉しかった。
あと、長州が昔は猪木や藤波と戦ってたのに
急に馬場や鶴田の方に出てきたっていうのも、
子供だったので意味が分からなかったな。
移籍という概念がよく分かってなかったんです。
だから、ウロウロするハンセンやブッチャーは
わしをよく混乱させていた(笑)。
ま、そんなK少年でしたが、
さすがに、クラッシュギャルズは正義で
ダンプ松本は悪だということはすぐ分かりました。
小学校低学年でもすぐ分かりますよ、さすがに。
あれは、本当によくできた設定だったと思う。
キン肉マンの正義超人と悪魔超人と同じくらい、
いや、あれ以上にハッキリとすぐ分かる。
マジでムカついてたもんなあ。ダンプ松本と
阿部四郎に(どちらかというと阿部四郎:笑)。
例の髪切りマッチも生放送で見てましたよ。
ケッコー呆然とした思い出アリです。
※父親は「おうおう、マジで刈っとるのう」と
普通にエンタメとして楽しんでましたが。
てなわけで、
あらすじ(史実)はほぼすべて把握したうえで
この先品を観ましたので、ストーリー的には、
驚きは全くなく(マジで全部知っとるから)、
感想としては
「面白かった」ではなく「よく出来てる」なのよ。
いや、ホントよく出来てる。
上記の通り、ストーリーはよくわかってるので、
わしが前のめりで見てたのはどっちかというと
試合のシーンなのですが、
全然代役使わずに、女優さんたちにプロレスを
やらせてるじゃないですか、この作品。
編集で上手いことやってるような感じもなく、
それでありながら、試合の描写は割りと長くて、
しかも本当の試合と同じ技が出てくる。
ジャッキーとマキの引退をかけた試合の最後の、
あのサソリ崩れみたいなフォール、まんまだし。
あれすげー地味だから脚色してもよさそうなのに
思いっきり忠実にやってるもんね。
なんつーかこう、
「誤魔化さない」「嘘つかない」感じ。
だって、ちょっと下手じゃないですか。
唐田さんも剛力さんも運動神経はよいと思うけど、
やっぱりちょっと下手ですよ。
増量したといっても、レスラーじゃないから、
細いもんは細いし、パンチやキックの見栄えも
ちょっと迫力に欠けるし。
たとえば分かりやすいのがドロップキックかな。
うん、本物より低いですよね。
でもね、
「はあ、素人だなあ」みたいな気持ちには
まったくならなかったです。ガチでマジで。
なんか、役者さんたちみんな本気でやってて、
その「嘘ついてない」感じが凄くよかったんです。
プロレスラーじゃない女優さんが誤魔化し無しで
マジでプロレスをやってるというところが、
上手くなくてもむしろ好感が持てるというね。
あ、そうそう、
あまりカメラをブンブン振ってもないじゃん。
バトル系の作品のアクションシーンって、
カメラがものすごい勢いで左右に振れることが
多いじゃないですか。
あれって、わしの勝手な予想なんだけど
「動きがぎこちないのを誤魔化してる」のだと
思うのですよ(合ってるかなあ、どうだろ)。
「ごくせん」とか、ちょっとキツイじゃない。
仲間由紀恵さんが、格闘家の動きで男たちを
バッタバッタと倒していくのって、やっぱり
難しいと思うのですよ。
そういうときは、カメラワークの出番でしょと。
ヘンな話、カメラが速すぎて、どう殴って
どうぶん投げてるのか、よく分からんもんね。
でも、迫力とスピード感はあるのよね。
※ちょっとズレるけど、バスケやサッカーも
役者さんによってキツイときありません?
一方、たとえばアクションがパーフェクトな
ジャッキー・チェンの戦闘シーンは、カメラが
ほとんど固定されてるじゃないですか。
ブンブン振られないから、動きが全部よくわかる。
で、『極悪女王』ですが、
ややぎこちないプロレスをケッコーそのまま
流してる感じなんですよ。そう、嘘ついてない。
それがよかった。そこに感動した。
プロレスへのリスペクトをすげー感じた。
この作品、プロレスファンたちがこぞって
絶賛してて、わしもそのひとりなんだけど、
理由は上記の通り。
正直、ストーリーは全部最初からわかってるから、
驚きや感動はないです。プロレスの試合のシーンが
とにかく感動した、っていうハナシ。
結果、YouTubeとかで昔の女子プロレス映像を
探しちゃったもんね(笑)。
みなさん、観ましたか『極悪女王』。
ケッコーオススメですよ。
ついでに、こんなことも思いました。
あのやり方で、三沢光晴の作品、
やってくんねえかなあ。
勝手な願望を最後に書いて、
今日はこのへんで。
ではでは。
-
いまさらですが、『極悪女王』よく出来てたなあ。 へのコメント一覧
決して女子プロレスブームではない今の時代にこの映画が話題になったことがそもそもすごい。
試合のシーンは改めて注目してみてみます!
役者顔負けやん!と
試合中のカメラは寄り気味なのが違和感を薄くさせてたように思います
役者スタッフの思いがこもった心に残る作品だと思いました
全女はこの後も極悪女王2・3…と出来そうなのでやってほしい
UWFとかも
三沢は…絶対泣いちゃうからちょいちょいエロ三沢入れてほしいっす
ネトフリ入ろかな。
有田さんの番組、観ましたよ。
女子プロレス、面白いんですよねえ。なんかこう、ドロドロしてて(いい意味で)
全女は、ブル中野、アジャコングと続けていけますね。
北斗や豊田のような天才も現れますし。
それだけの価値ありまっせ!
ネトフリは、スラムダンクとキン肉マンもあるし。
たぶん、地上波や映画よりも「やりたいことがやれる」んでしょうねえ。
広告主からでなく消費者から課金するサービスの強みと言えるかもしれません。
あそこまでハマるとは思いませんでした。
感動ものですよね。
正直、あれ出来る役者さんって、
ゆりやん以外想像つかなくなりましたし。
三沢さん版いいですねー
それこそ忠実さを求めると、
役者さんが、、
体型関係なければ、
岡田准一さんもさとかね、
、ストイックそうだし、
ゆりやん、よかったですねえ。
で、男子プロレスの作品はサイズが超大事になっちゃいますな。
鈴木亮平さんなんかパーフェクトにやってくれそうですけど。
スパルタンXが再生されました。