更新頻度が戻りつつある(たぶん)、Kの部屋、
今日は、久々の「あとがき」でございます。
えらく長らく放置してしまい、皆さん前回までを
全然覚えていないと思いますので、リンクを貼って
おきますが、全国編の陵南戦の前半を振り返らせて
いただいたところでした。
↓
すごく不気味な試合でして、両チームとも
全然点が獲れない展開が続きます。
なかなかモヤモヤするゲームなんですよね。
そのままハーフタイムに突入(687話)。
そして安西が、桜木&流川に「仲良く」の指示。
宮城のいない湘北、桜木と流川の連係プレイが
勝利へのカギになるのだと。
はい、ここからです。
この試合が面白くなるのは、ここからです。
前半で点が入らなかったのは、ここからの湘北の
快進撃を盛り上げる布石で…、なんて言ったら、
まあそりゃ嘘かな(笑)。
うん、たぶんそこまで考えてなかった気がする。
でも上手くハマったらしいのは確か。
後半は早々から湘北の見せ場がてんこ盛りです。
あの桜木と流川が互いにスクリーンを掛け合い、
ふたりによる得点ショー(688-689話)。
さらに天崎が、驚異的ジャンプのリバウンド後、
これまた驚異的ジャンプで越野のはるか上を舞い、
ゴール下で得点(670話)。
ついには、オフェンスでは見せ場の少ない荒石も
流川のパスからスコアを記録(671話)。
超押せ押せの気持ちいい展開が続きます。
いやあ、コメント欄も元気だ元気だ(ニコリ)。
一方、陵南は選手交代から反撃。
植草・仙道・福田・菅平・高松という、
190cmプレイヤーを4枚そろえる布陣にチェンジ。
原作の翔陽クラスのビッグラインナップに。
ここから陵南が追い上げるも、湘北は再び
桜木・流川で突き放す。
そして安西が、695話で“予言”。
―― まだまだこんなものじゃありませんよ
こりゃ盛り上がりますわな。
十分湘北の波が来ているにもかかわらず、
まだまだ、だなんて言うのだから。
当然、湘北は流川を軸にさらなる爆発を見せ、
勢いのままにオールコートプレス。
あまりにも気持ちのいい展開が続き、
コメント数もさらに増加(笑)。
やっぱりみんな主役が押せ押せのときって
気分良くなるんだろうなあ。書いてるわしも
なんかこう「ノッて」くるもんね。
読者の皆さんからも「Kさんがノリノリに
なってるのが伝わる」とか言われますし。
ええ、正解ですよ、その通りですよ、と。
3rdクォーター残り1分で、なんと53-37という
大きな点差が生じることに。
これ、原作の湘北×陵南より開いてんじゃね??
が、
こうなると怖いのが仙道彰ですよね。
699話、越野が仙道を叱り飛ばします。
ここで火がつくんです。
因みにこれ、実はかつて実施した人気投票でも
ランクインしたシーンだったり。
あの越野が、天才仙道に吠えたシーン、
皆さんの印象にも強く残っていたようで。
まあスラムダンクには「落とし穴の予感」っていう
言葉がありますからねえ。
押せ押せのまま終わっちゃうわけないですよね。
当然、仙道&陵南の反撃が始まります。
ここはちょっと陵南寄りに書いた感じだったかな。
スラムダンクって、物語が掘り下げられるのが
主役側だけじゃないのがいいところだと思ってて
相手チームにもストーリーがあるじゃないですか。
ライバル・陵南や、最強の敵・山王はもちろん、
ちょっと憎まれ役的に描かれていた、あの豊玉にも
バックストーリーがしっかりあってさ。
そんなわけで、ここで仙道の人間臭さ的なもの、
無機質なサイボーグじゃないんだよってところを
書きたかったんじゃなかったかなあ。
すごく飄々とした男だけど、高校3年生ですから。
枠としては「少年」ですよ。
チームメイトに怒られてもいいじゃないですか。
そんなわけで第4クォーターは、
「陵南の反撃」と「湘北の再反撃」となります。
次回、振り返りますね。
ではでは。
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試合目次はこちら。
688話からずーっと気分爽快ですよ〜。
↓
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「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×陵南(2 へのコメント一覧
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