3月27日、今日の日記です。
久々にミニバスのハナシなどを。

先日、またありました。
たまーにあるのですが、またありましたよ。
「負けたのに満足度MAXな試合」が。
はい、イイ話をします(笑)。
とあるカップ戦の大一番のこと。
我々、ギリギリの勝負で負けてしまったのですが、
敗北のブザーが鳴った瞬間、悔しさよりも先に
「よくやった」という、なんともいえぬ満足感が
込み上げたんですよね。
同じようなことは過去にもあったのですが、
初めてそれが起きたときは、なぜ満足したのか
すぐには分かりませんでした。
その時の記事がコチラ。
5年前のことですね。
↓
その後、
おそらくこうなのだろう、というわしなりの
振り返りにより、少しアタマが整理されました。
自分にとって、勝敗と同じくらいに、
あるいはそれ以上に大切なことがあったのだと。
その記事がこちら。
↓
で、
今回、改めて確信しました。
あのブザーの瞬間、悔しさはほとんどなく、
満足感が込み上げたあのとき、確信しました。
「練習したことを試合で披露する」
「みんなが望む戦いを披露する」
ことは、なんと素晴らしいことなのか、と。
努力してきたことをここでやって見せてくれた、
試合中の指示をコートで完璧に遂行してくれた、
これ、簡単なことじゃないですよ。
なんせ、小学生なんですから。
社会人でもできない人はたくさんいますよ。
スポーツに限らず仕事でもね。
誰もが、計画したことを完遂できるのなら、
目標通りにやれるのなら、仕事なんて超簡単です。
いやいや、そんなわけない。難しいんですよ。
その決して簡単ではないミッションを、
大きな試合でやり遂げてくれる子供たちは、
本当に素晴らしい。
もちろん、そのうえで勝てば文句無しですけど、
「やってきたことを試合で出しきった」ならば、
「やりたかったことを試合でやりきった」ならば、
本当にもう十分ですよ、最高のゲームですよ。
わしにとって、勝ち負けはその次です。
解散の際にみんなの前で話しましたが、
本当に褒めるだけだったなあ。
負けた理由なんて、幾らでも出てきますよ。
100点満点のゲームなんて絶対にないんだから。
全部のシュートが入ったわけじゃないし、
あらゆるパスが通ったわけじゃないし、
リバウンドをすべて獲ったわけでもないし、
相手の攻撃を完封したわけでもないし、
ベンチの指示が誤ってた部分もあっただろうし。
ミスの指摘なんて簡単です。誰でも出来る。
ていうか、子供たちはほとんど自分で分かってる。
そんなことより、練習の成果を出せたことが
何より素晴らしかった。それを伝えたかった。
みんな今日はよくやった、
きっと、これからもっともっと強くなる、
次もいい試合をして、今度は勝とうぜ、
また明日から練習頑張ろうぜ、
それだけです。
ああ、いい試合だったなあ。
みんなの成長が嬉しかったなあ。
ああ、これぞ指導者の醍醐味だなあ。
そんなわけで、一発吠えて終わります。
I love basketball!!!!
ではでは。
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今日の日記2025/03/27 ミニバス指導者論 〜やっぱり [やり切った試合] は満足感がある〜 へのコメント一覧
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