今日は約1か月ぶりの「あとがき」でっす!!
現在、全国編の湘北×陵南を振り返っており、
前回の記事にて、第3クォーター終了までを
書かせていただいたところでした。
※こちらです
ということで、
今日は、最後の10分のプレイバックとなります。
※ちなみに、この第4クォーターだけで15話も
あったりして(いやあ、長い試合だったなあ)。
第3クォーターは湘北の爆発タイムで進んでいき、
例の越野の喝(崩れたアンタッチャブル)から
陵南が少し追い上げて終了したんでしたね。
そして迎えた最終ピリオド、
仙道が決めて流川が外すという、読者的には
なんだかイヤ〜な形で幕を開けます。
こういうの、読む側からしたらイヤですよね。
なんつーかこう、「スカッと勝ってくれよ」と。
ええまあ、自分でもよくわかりますんで(笑)。
わし、昔からこういうトコあるよね。
「ふっふっふ、ただでは終わりませんよ」的な。
読者の皆さんはイライラするかもしれん、なんて
思いつつも、でもやめられないんです(Sだ、S)。
はたして、
天才・仙道彰が、越野たちにも見せたことのない
本気の本気をついに披露し、一気に追い上げます。
これ、書きたかったんですよね。
いつも飄々として笑顔を絶やさないような人間が、
ちょっとムキになるというか、ガムシャラな感情を
表に出すようなシーンが好きなんですよ。
仙道って、いつもどこかに余裕を残した感じで
プレイしてる印象じゃないですか。
もちろん、原作のなかでも海南戦なり湘北戦なり、
追いつめられたところで仙道が燃え上がる場面は
あるんだけど、もっとこう、一段階熱いやつ。
で、そのトリガーは相手チームのプレイではなく、
味方の越野に担当してもらいました。
って、別に仙道が鬼の形相で「クソがあ!」とか
叫んだりするわけじゃないですが(笑)、
でもメチャクチャに暴れる画は描けたかなって。
ヤバいくらい追い上げましたからね。
これでどっちが勝つか分からない雰囲気に
できたかしら? 「負けちゃダメ」感あったし。
ご存知の通り、我がブログでは陵南は夏の予選で
湘北に敗れていますので、原作の試合と合わせると
ここで負けると3連敗になっちゃうんですよね。
仙道が同じ相手に3連敗は無いっしょ、みたいな
予想もあったかなと。
以前お伝えした通り、この章を「全国編」と
銘打った時点で、湘北は冬の全国に出場すると
決めていたのですが、それが丸わかりな展開では
さすがに芸がないんでね。
あー、でも、
最後は湘北、ってみんな思ったかも。
桜木のアレがまだ出てなかったんですよね。
あの「爆発的一歩目」が。
この「爆発的一歩目」っていう言葉、
説明するまでもないでしょうが、
わし、すっげー気に入ってます(笑)。
これ、具体的にどんな風に爆発的で、
どんな体勢で抜いているのかなどは
ハッキリと書いていないのですが、
意外なことに、それに対する質問のコメントは
たぶんもらったことなくて、おそらくみんな、
アタマの中で桜木がギュンと抜くところを
想像してくれてるのかなと思っていたりします。
まあ、「詳しくは自分で考えてくれ」と
その像を皆さんにぶん投げちゃってるわけですが、
ちょっと余白があるくらいが面白いと思うので
これはこれでいいんじゃないかなと(逃げた!)。
海南戦に続く、進化した桜木のスーパープレイ。
この手の展開でよく使われる言葉でいえば、
「覚醒」。
そして、湘北の勝利となるわけであります。
最後の最後、三度目の正直を目指す陵南を
覚醒・桜木がなぎ倒してしまう感じは、
なかなか気持ちよかったんじゃないでしょうか。
※陵南を応援する読者に辛かったと思いますが。
ケッコーな怪物ぶりを見せましたね、桜木。
でも、不自然に技術が身についたわけでなく、
その才能が爆発した感じ。
まだ完成された選手にはなってほしくなくて、
伸びしろを残したままの覚醒だったかな。
でもこれで、その後の展開で高卒プロになっても
おかしくないだけのものは披露できたかと。
そんなわけで、県大会が終わりました。
いよいよ3度目の全国です。
また、あとがきでお会いしましょう。
ではでは。
--
試合目次はこちら。
703話からファイナルバトルでっす。
↓
--

![]() |
「スラムダンクの続きを〜〜」あとがき/全国編/湘北×陵南(3 へのコメント一覧
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?