東京ペイサーズ × 横浜ネッツ
3rdクォーター 残り2分50秒
東京P 57
横浜N 57
桜木のワンハンドダンクが決まり、同点。
さらにファウルを受け、フリースローを獲得。
放送席の道谷、絶叫。
《桜木、決めました! ファウルを受けながらの
強烈なダンクシュート!! 第3クォーター終盤、
いよいよ火がついたでしょうか!》
解説の塚本、答える。
《そうですねえ、リバウンド、アシスト、そして
ダンクと来ました。手前の深津君のシュートも
素晴らしかったですが、東京は強引にでも流れを
掴みに走っている感じですねえ》
フリースローレーンに立つ桜木、
ベンチに目を向け、ボソリと呟く。
「ここだ」
東京Pベンチの宇野監督、ひとつ頷き、
手をパーにして、空気を押すように差し出す。
森尾 「オーケー」
杉山 「よし」
大浜、ニヤリ。
「何かあるぞ、集中を切るなよ、横浜」
ザシュ!!!
3rdクォーター 残り2分50秒
東京P 58
横浜N 57
道谷《桜木、決めました!》
塚本《おっと…!!!?》
横浜N・パチョレックがボールを拾い、
コート内の石井にボールを渡した瞬間、
それは始まった。
キュキュッ!!!!!
東京P、前線からディフェンス。
「……!!!!!!!」
牧 「なに…!!!?」
佐戸 「フルコート…!!!」
道谷《東京、動きました!!》
塚本《オールコートプレスですね!!》
キュキュッ!!!
ボールを持つ石井に、納和と森尾がつく。
町田 「フリースローの後を狙ったか」
弥生、頷く。
「横浜のスローインが、深津君ではなく、
リング近辺にいた選手になった瞬間ね」
キュキュッ!!
納和&森尾、体を当て、手を差し出し、
激しいディフェンスでボールを狙う。
石井の体がのけ反る。
東京P応援席、立ち上がる。
「おおおおおーーーーーーーーーー!!!!!!」
「獲れる!!!! 獲れる!!!」
深津 「…!」
三井 (しまった…!)
大浜、ひとつ息を吐く。
「ふぅ、言わんこっちゃねえ。
隙を見せちまうと、こうなる」
石井 「ちっ…」
198cmの石井、体勢を崩しながらも、
長身を活かして頭上から両手でボールを放る。
ブン!!
瞬間、森尾が叫ぶ。
「桜木!!!!!!!!」
「おうよ!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!
ハーフライン付近、
ボールが飛ぶコースに、桜木が走ってくる。
ガッシイイ!!!
大きく宙を舞った桜木、
空中でボールを両手で掴む。
「おおおおーーーーーーー!!!!!!!」
ドスン!!!
着地、
そしてドリブル開始。
ダム!!!!
諸星 「な…!」
花形 「そのまま自分で…!!?」
仙道、ニコリ。
「そりゃあ行くよな」
そのドリブルは一発でトップスピードへ。
横浜Nディフェンス、コースに動くも届かない。
道谷《桜木、中央を走る!! 電車道!》
岡浜《おお!! 凄い!》
ガタッ!!!
東京P応援席、立ち上がる。
「行けえええ!!!!! 桜木!!!!!」
洋平 「花道!!!!」
高宮 「行けえええええーーー!!!!!」
桜木は守備網を振り切るようにリングへ一直線。
そしてゴール下、待ち受けるのはパチョレック。
彦一 「208cm、横浜の最後の砦!!」
ダン!!!!
桜木、ボールを両手で掴み跳ぶ。
天崎 「行った…!!!!!!」
荒石 「それでこそ花道よ!!」
空中戦、パチョレックの右手がボールを狙う。
両手でボールを持つ桜木、
このブロックを空中でかわす。
河田雅 「…!!!!」
赤木 「……!!!!」
そして、右手にボールを持ち替え、
リングに叩きつける。
ドガアアアアアアアアア!!!!!!!!!
3rdクォーター 残り2分40秒
東京P 60
横浜N 57
道谷《桜木のダーーーーンク!!!!!!》
塚本《おおおおおおーーーー!!!!!》
放送席も思わず唸るスーパープレイ。
「うわああああああーーーーー!!!!!!」
「ダブルクラッチ・ダンク!!!!!!」
「すげえのが出たあああああーーー!!!!!」
観衆、総立ち。
「やりやがった!!!!」
「桜木がやりやがった!!!!!!!」
木暮 「これは…」
安西 「凄いプレイが出ましたね」
横浜N応援席の堀田、茫然。
「桜木…」
(お前、こんなすごい選手に…)
会場が騒然とするなか、ゲームは止まらない。
塚本《さあ、またフルコートで来ますよ!!》
横浜N、スローイン。
今度は深津にボールを入れる。
キュキュッ!!!!
すぐさま、森尾と納和が襲い掛かる。
横浜N応援席、声を掛ける。
「またダブルチームが来るぞ!!!!」
「深津、頼む!!!!」
樽瀬 「さあ、かいくぐれるかな」
佐戸 「森尾が手を出すぞ」
フィジカル型の納和が体をぶつけ、
技巧派の森尾が手を差し出す。
この上なく厄介なダブルチーム。
だが、次の瞬間、
ビッ!!
深津、納和の股下にボールを通す。
「……!!!!!」
樽瀬 「…!!?」
これが三井に渡る。
「う……!!!!!!」
「上手ええええええーーーー!!!!!!!」
桜木 「…!!!」
(ピョン吉…!!!!!!)
牧 「おいおい、ここでそれが出るかよ」
藤真 「恐ろしい男だな…」
ビッ!
三井、すぐさま深津にリターンパス。
プレスディフェンスを突破。
弥生 「こうなれば今度は横浜のチャンス!」
町田 「アウトナンバーになるぞ!!」
ダブルチームから始まった東京Pの守備、
当然それをかわせば、オフェンスの枚数が
相手を上回り有利な場面となる。
ダム!!!
深津、一気に進む。
キュッ!!!
桜木が出る。
「行かせん!!!!!!」
ビッ!!!!
深津、ドリブルのリズムから、
ワンハンドのパス。
「……!!!!!」
桜木の股下を抜ける。
「なにィィいいいいーーーー!!!!!!!」
「また出た!!!!!!!!!!」
桜木 「ピョン吉…!!!!!」
(この天才を…!!!!!)
桜木の背後、パチョレックがボールを受ける。
ダム!!!!
ゴール下へ突進。
ドン!!!
『ピピーーーーーーーー!!!!!』
パチョレック、ゴール下でディフェンスと激突。
レフェリーがコブシを突き出す。
『オフェンス!!!!!!』
道谷《ああああーーーっと!!!》
塚本《チャージングだ!!!!》
ゴール下、倒れているのは杉山。
パチョレック、両手を広げて叫ぶ。
「Nooooo!!!!!!!」
東京P応援席、またもや総立ち。
「止めたあああああーーーー!!!!!!!」
「さすがは杉山!!!!!!!」
「若きベテラン!!!!!!」
桜木 「オスギ!!!!!!」
杉山、ニヤリ。
「ここが勝負のポイントだろ、分かってるぜ」
横浜N、連続ターンオーバー。
東京Pベンチ、手を叩く。
「よしよしよしよし!!!!!!!」
「よく守った!!!!!!」
流れを掴みかけては喰い止められる、
互いにそんな時間となっていたが、
この一連のプレイで今度こそ東京Pが掴んだ。
続く、オフェンス。
ザシュ!!!!!!!!
3rdクォーター 残り2分10秒
東京P 63
横浜N 57
道谷《森尾のスリーーーーーーー!!!!!!》
塚本《嫌な場面で決めますねえええ!!!!!》
『ビビーーーーーーーーーー!!!!!』
岡浜《さすがにタイムアウトですね》
道谷《東京、ここで連続得点!! 怒涛の攻撃!》
「よーーーーっし!!!!!!」
「この連続得点はデカい!!!!!」
ガンガンガンガンガン!!!!!!!
「「「 レッツ・ゴー・トーキョー!!!!!! 」」」
ガンガン・ガガガン!!!!!
「「「 レッツ・ゴー・トーキョー!!!!!! 」」」
ガンガン・ガガガン!!!!!
応援席はお祭り状態。
大楠 「よーーーっし、行ける!!!」
野間 「ダメだ、もう涙が…」
VIPルームの大浜、腕組み。
「タイムは取ったものの、外国人ビッグマンを
追加することはできねえんだよな」
「そうか…」
「このクォーターは、オンザコート・ワン…」
大浜 「桜木め、いいところで仕掛けたもんだぜ」
一方の東京Pは、ここで棟川と与野を投入。
棟川、森尾、与野、ホームズ、杉山、
ベテラン布陣に切り替える。
宇野 「オーケー、桜木。少し休憩だ」
桜木 「イラン」
宇野 「ははは、まあ休んでろ」
彦一 「ここでなんちゅう嫌らしい交代を…」
弥生 「また、何か仕掛けてきそうね」
流れは変わらなかった。
いや、むしろ、より東京に傾いた。
ガン!!!!
リズムを崩した横浜のシュートは外れ、
『ピピーーーーー!!!!!』
続くオフェンスで、与野が老獪にフリースローを
ゲットし、二投ともを沈める。
3rdクォーター 残り1分30秒
東京P 65
横浜N 57
道谷《さらに点差が開きました》
塚本《うーん、タイムアウト後にこれは痛い》
佐戸 「横浜はもうタイムは取れないだろう」
樽瀬 「勝負どころに残したいですからね」
佐戸、苦笑い。
「東京は、横浜にとって最悪のタイミングで
ベテランを放り込んだな」
浜崎 「こりゃ、もう少し開いちまうかな」
そして、
『ビビーーーーーーーーーー!!!!!!!!』
3rdクォーター 終了
東京P 70
横浜N 58
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1342) へのコメント一覧
更新ありがとうございます!!
ドウシテコウナッタ
スリー4本やな三井寿よ
桜木花道だからこそできる技!
カッコ良すぎる!
Kさんいつもありがとうございます!
連続で決まっていたミッチーのシュートが外れ、森尾さんがスリーを決め更に得意のコーナーからの爆速ドライブでバスカンをもぎ取った花道!
花道がシュートを決めた瞬間、まさかのペイサーズオールコートプレスきた〜!たまらず、ゴール下にパスを出すが特大ジャンプで花道がカットしそのまま一直線にリングに向かい208cmのパチョレックがブロックに飛ぶが、なんとダブルクラッチでかわし2連続ダンクきたー!
木暮さんと安西先生が喜び、堀田さんが驚くのよいですね!再び、オールコートを続けるペイサーズ、肉体派納和、技巧派森尾が深津を囲むがそれでも深津は動じず、三井にパス、深津に素早く戻し、プレス突破!流石天下の山王工業PGとの炎の男みっちゃん!
ドリブルで突き進む深津に花道が止めに入るが、なんと同じように股下にボールを通すが、なんと杉山さんがチャージングをとりペイサーズボールに!
更に次の攻撃でエーススコアラー森尾さんがスリーを決め6点ビハインドのネッツはタイムアウトをとるが流れは変わらず、ペイサーズは肉体派納和&花道を下げ棟川さんと与野さんを投入し、12点差で3クォーター終了のブザーを聴くことに!
花道、森尾、杉山この3人ほんとすごい!12点差かなりきつい、本当にキツい展開だが、そういう展開だからこそ燃える男が横浜ネッツにはいるので更なる三井寿の活躍でこの点差をなんとかしてくれ〜!
頑張れ!横浜ネッツ!
そして、桜木、滞空時間の長さが尋常ではないとはいえは、遂に、ダブルクラッチまで見せるとは
しかも、そこからダンクで決められるんだから、やっぱ、身体能力が半端ねぇわ
最終Qは、外国人選手を二枚使えるとはいえ、桜木が一番強いもんな
残るは、諦めの悪い男三井寿か
やっぱり、この勢いのままスンナリ勝たせてはくれないだろうな
もしも、延長戦になったら、選手層の厚いペイサーズの方が有利だろうけど、死にかけの三井寿も怖いからねぇ
横浜は動き出した
桜木対策
三井「頼むぞ。調子に乗っている桜木を止められるのは、お前だ」
??「待ちくたびれたよ」
深津「湘北との対戦は見てるピョン」
??「桜木、思い出させてやる」
牧「!?あいつは!?」
神「!?あの人は?」
赤木「桜木対策か!?」
桜木「ぬ!?お前は、まさか!?」
??「桜木、お前の活躍は終わりだ」
こうして、嵐の予感となる最終Qが始まる
マジでゾクゾクする展開ありがとうございます(o^^o)
一話でこんなに見せ場があるなんて嬉しすぎます!!
プレスにつかまるのが、最初ボールを受けた高木だったのがいつの間にか石井に変わっていると思います。
やっぱ主人公の活躍は上がりますね
でも第4Qは絶対三井タイムがあるはず!
それが1番観たい!
Kさんお忙しい中ありがとうございました🙇♀️
そして、深津、日本代表スタメンに一歩リードですね。
流川、沢北、宮城、帰化したアイツも、待ってるよ!
いつまで続くのこのつまらん茶番劇
これ以上流れが続くと横浜としては厳しい
そもそも地力は東京のほうが上だし
ここから横浜が勝つには三井が爆発しないと
ただ花道がみっちーを止めてほしい
次回予告じゃないのですか?
??って、まさか
仙道「!?マスミヤだっけ?」
流川(宮益じゃねぇか、どあほう)
黄金世代名物、めがねトリオも虎視眈々と代表入りを狙っているぞ!
晴子の目が流川以外でハートなる。
どうしたって流れが傾くことあるからね
どう引き寄せるか
膠着状態から一気に動き出すこと
ありますよねー!
W杯予選 Kさんの感想お待ちしてます!
マイケル?
Kさん、さすがです!!!
ここっていう時のペイサーズのメンバーがかっこいい✨
次回も楽しみにしてます(*^▽^*)
面白い面白い
ダブルクラッチからのダンクって、、
全盛のレブロンが重なっちゃいました、、
涙。。。
でもミッチーの見せ場も見せてあげるんだ⊂((・x・))⊃
フレデリック・カマラ…
自国ではオリンピックとか出られないみたいだから
流川と宮城が日本帰化を促して、日本代表に誘って欲しい。ラストピースとして。
おぉ〜!メガネくん。
ぬ!?メガネ
ぬ!!?宇宙人
天才ですから!
最終Q、三井が諦めかけたその時
安西「諦めたら、そこで試合終了ですよ」
三井「安西先生・・・」
三井、覚醒して三井タイムの始まり始まり〜
原作、読み返してみよう。。。
パワープレイ、リバウンド、スリー、強メンタル
最高のプレイヤー❗️
オダ?
安西「時間がきたら、そこで試合終了だよ」
ローズ宮益