東京ペイサーズ × 横浜ネッツ
4thクォーター 40秒
東京P 72
横浜N 61
勝負の4thクォーター、
横浜Nが三井のスリーポイントで先制し、
東京Pが森尾のミドルシュートで返す。
横浜Nが3点、東京Pが2点を加算する形となり、
点差は1ポイント縮まった。
そして、横浜Nのオフェンス。
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
いつものコール、
そして、一人の男への期待の声もここに混在。
「三井ーーーーーーー!!!!!!」
「三井、もう一丁!!!!!」
「次も決めろーーーーー!!!!!!!」
その声は、当然コートには届いていないだろうが、
ボールは再び三井に渡る。
ビッ!!
スクリーンから三井がフリーになった瞬間、
深津による、まさに針の穴を通すようなパス。
「来たああああーーーーー!!!!!」
道谷《さあ、三井だ!!!!》
塚本《空けたら撃ちますよ、彼は!!》
キュッ!!!
森尾がつく。
どれだけ距離があろうとも、空けはしない。
VIPルームの大浜、ニヤリ。
「どんだけ遠くても入りそうだもんな」
右45度、スリーポイントラインの外、
三井はボールを腰の横に構え、少し頭を下げる。
対する森尾は、左で三井の体を触る形、
いわゆる「ワンアーム」の距離感でマークする。
町田 「ここで1on1の形…!!!」
彦一 「三井さん対森尾さん…!!!!」
キュッ!! キュキュッ!!!
三井、右足を小刻みに動かす。
ジャブステップ。
この動きのどこかでドライブの一歩目が出る。
町田 「今日、森尾は三井を止め切れていない」
弥生 「1対1ならば、三井君優勢」
キュッ!!
三井、右足を大きく差し出す。
キュッ!!
森尾、少し重心が後方に傾く。
そして、
キュッ!!
三井が足を少し引く。同時に上体が沈む。
その瞬間、深津がつぶやいた。
「撃て」
棟川 「…!?」
ビッ!!!
三井、シュートを放つ。
「……!!!!!!!」
森尾のブロックの手は届かない。
道谷《また撃ちました、三井!!》
塚本《来るか…!!!?》
ザシュ!!!!!!!
4thクォーター 1分
東京P 72
横浜N 64
「来たああああああーーーーーー!!!!!!」
横浜N応援席、総立ちでコブシを突き上げる。
「三井ーーーーーーー!!!!!!!」
「また決めやがった!!!!!!」
岡浜《いやあ、入りますねえ!!》
道谷《三井寿、1分でスリーポイント2本目!!》
牧 「あの足を引いただけの動きで…」
諸星 「ああ、躊躇なく撃ったな」
樽瀬、苦笑い。
「前に出した足を引いたときに生まれた
小さな距離でも、いまの三井にとっては、
ノーマークと同様の扱いってことか…」
深津、守備に戻りながら、三井に手を差し出す。
「いまなら全部入る」
パシッ!!!
三井 「ああ、外れる気がしねえぜ」
桜木 「ミッチー…」
三井、手を叩く。
パンパンパンパン!!!!!!
「っしゃああ!! ディフェンス!!!!!!」
そして、
この4thクォーターの2本のシュートを振り返る。
(あの1本目、あんだけ遠い位置から撃ったのに、
撃った瞬間に入ることが分かった。これまでも
こういうことはあったが、何かが違う…)
続く、東京Pの攻撃。
ダム!!!!
外でボールを受け取ったデビッドソンが、
ドライブを仕掛ける。
「行った!!!!!」
「東京には、絶対的な個の突破力がある!!」
だが、
そこに横浜Nの2人の巨人が立ちはだかる。
キュッ!!!!!
ブラッグス・206cm、パチョレック・208cm。
両者とも身長・体重でデビッドソンを上回る。
ガシッ!!
この2枚の壁に、デビッドソンが跳ね返される。
東京P応援席、声を飛ばす。
「ファウルだ!!!!!!!!」
「レフェリーーー!!!!!」
杉山 「いや、違う…」
(デビが強引に行ってしまっただけ)
与野 (このためのビッグラインナップか)
よろめいたデビッドソン、一瞬ボールを失う。
すぐに拾い直すが、ここですかさず横浜Nの
ディフェンスが周囲を囲う。
デビッドソンはもうドリブルはできない。
ここで深津、声を出す。
「オーバー!! オーバー!!!」
『ピピーーーーッ!!!!!』
「…!!!?」
レフェリーが3本指を前方に突き出す。
『3秒オーバータイム!!!!』
「うわあああああーーーーーー!!!!!!!」
「3秒取られた…!!!!!!!」
「あのデビッドソンが潰された…!!!」
道谷《これは珍しいシーンです!!》
塚本《ああいうプレイは十八番なんですけどねえ》
岡浜、ニコリ。
《横浜の守備の勝利ですね。デビッドソン選手は
あの位置まで行くと、ほぼ間違いなくリングを
狙うタイプです。そこに焦点を絞って、2人とも
ゴール下で跳ね返す選択をしましたね》
三井、吠える。
「おおおおおお!!!!」
ブラッグスとパチョレックに手を差し出す。
バチン!!! バチン!!!!
『さあ、俺たちは止めたぜ』
『次はミツイ、お前が決める番だ』
三井 「おうよ!!!!!」
(何て言ったのかは分かんねえけどよ)
道谷《さあ、再び横浜の攻撃です》
塚本《これはもう三井君要警戒体制でしょう》
ブンブンブンブン!!!!!
横浜N応援席、堀田がタオルを振り回す。
「さあ、三っちゃん、次も撃てえええーー!!!」
これに続くように、大合唱が始まる。
ガンガンガンガン!!!!!
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
「「「 GO!! GO!! ネッツ!!!! 」」」
ダム、ダム…。
深津がボールを運ぶ。
藤真 「さあ、どう選択する?」
河田雅 「敢えて三井以外という手もあるぞ」
キュッ!!!!
森尾、三井にほぼフェイスガードといっていい
スタンスの密着マーク。
日本のエースと呼ばれるスター選手が、
若きシューターに死に物狂いで喰らいつく。
佐戸 「ああいうタイプじゃねえんだけどな」
樽瀬 「いや、あれもカッコいいですよ」
「すげえディフェンス…!!!!」
「あれじゃボールも受けられん…!!!」
三井 (そうはさせるかよ)
ダダッ!!!
三井、コートを横断するように駆ける。
キュッ!!!!
森尾、これに並走する。
ガッシイイ!!!!!
森尾 「…!!」
ここに再び、横浜Nのビッグマン。
ブラッグスとパチョレックが並び立ち、
強固な壁を築いていた。
森尾がこの壁にぶつかる。
三井が森尾を引きはがす。
ガタッ!!!!
横浜N応援席、立ち上がる。
「三井…!!!!!!」
「空いた…!!!!!」
河田雅 「やはり、三井か!!!!」
藤真 「来るぞ…!!!」
ビッ!!
深津から三井へボールが渡る。
それも三井の胸元、まさにシュートの
体勢に入る最初の位置へ。
木暮 「完璧なパスだ…!」
彩子 「寸分の狂いもなく…」
次の瞬間、深津が叫ぶ。
「フェイク!!!」
三井 「…!?」
桜木がブロックに跳んできていた。
クイッ。
三井、シュートモーションを止める。
大きく跳んでいた桜木、三井の横を通り過ぎる。
桜木 「んが…!!!!」
(ピョン吉め…!!! 余計なことを!!!)
三井 「ありがとよ」
そして、
ニヤリ。
「おいおい」
リングを見つめ、不敵に笑う。
(なんだこりゃ、リングの大きさが
倍以上に見えるぜ)
ビッ!!!!
三井、スリーポイントシュート。
(外れるわけがねえ)
ザシュ!!!!!!!
4thクォーター 1分40秒
東京P 72
横浜N 67
「また来たあああああーーーーーー!!!!!」
「三井寿、3連発!!!!!」
「もう止まらない!!!!!!」
道谷《三井、これも決めたああああーーー!!》
塚本《いやああああ、来てますねええ!!!》
堀田 「うおおおおおーーーーーー!!!!!」
堀田軍団、両手を挙げ、吠えに吠える。
「「「 三っちゃああああーーーーーん!!!」」」
三井は、再び深津に告げた。
「まだまだ行けるぜ」
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1344) へのコメント一覧
桜木どうする!!?楽しみだ!
でも、落とし穴が…?笑
遂に覚醒、来ましたね!!!!!
Kさんいつもありがとうございます!
東京ペイサーズVS横浜ネッツ、4クォーター開始で12点ビハインドだった横浜ネッツだが、ハーフライン付近のディープスリーを三井寿が決めました!
いつもの熱狂的なコールがなる中、深津のハリの穴を通すパスから三井が受け取り三井VS森尾の対決きた〜!
ドライブフェイクをおりまぜ、深津の声とともに撃ちスリーを沈めました!やばいやばい日本のエース森尾さんから立て続けに決める三井寿!これはのっているぞ!深津と三井のコンビほんと良いなぁ!
対し、東京はデビちんが攻めるが外人2人に囲まれ3秒を取られ再び横浜ボールに!外人2人もナイスだが、声を出す寡黙な司令塔深津ほんとすごい!
攻守を切り替え横浜ネッツの攻撃、森尾さんは三井にフェイスガードでマンマークでつくが、スクリーンを立て続けに仕掛けられ三井がフリーに!ここで深津の声により、花道のブロックをかわし三井がスリーを沈めわずか1分40秒で5点差まで縮めた!
三井寿の決定力!リングの大きさが倍以上!これは覚醒している!要所での深津の活躍がすごいっす!このままこの2人の活躍で一気に逆転まで行ってくれ!
頑張れ!横浜ネッツ!
、、、と思いつつ花道負けないで
まあ爆発すればこれくらいやれるキャラではあるけど、爆発する頻度が高すぎる…
カットしたところやどうでもいい試合とかで外してるんだろうけど、ビッグゲームになると常に絶好調じゃん。
ここまで爆発力があるともはや沢北より三井のほうが日本代表のSGスタメンに相応しいのでは?
三井止まらない!
次の展開が気になってワクワクします!
でもゾーンならバテることもないけど、持つのか?
更新ありがとうございました!
「ここにもいたのだよ。どこからでも入れられる男が。」
「あのPGも良いパス出すなぁ。まぁシンちゃんとオレの方がスゴイけどね。」
ミ・ツ・イ!
ミ・ツ・イ!ミ・ツ・イ!
ラッキーアイテムです
到底流川には追いつけませんよね
深津三井コンビが最高すぎる代表でもみたい
何はともあれ頑張れ!ペイサーズ!
モーリー❗️
山王の堂本監督はブランク明けの三井はプレイに波があると評してましたけど、プレイに戻って期間経過した三井は安定してきた感じなんですかね
スコアラーは爆発することもあれば最後の最後まで不発に終わることもあるのが魅力の一つではないかと思います
爆発不発でパッと思いつくのコービーです
久々の投稿。
読んではいたけど、なかなかコメントさえ書く時間が無かった。
『リングが倍に見える』
もう遥か遥か昔だけど、似たような感覚を思い出した。
スリーのラインの外だろうが中だろうが遥かに離れていようが、、メチャクチャ近くに感じたことが何度かあったな、と。
そういう時は外した事は無かった。
けど、マークがきつくなってボールも来なくなったり撃てない時間が長くなると、気がつけばリングは近くなくなってたな〜
で、やっと撃てたと思って外したら、その後異様にリングが遠く見えるようになっちまったりも(苦笑)
ミッチーに普段以上の力が出ても何もおかしくない!
そしてこのハイペースで試合終盤ヘトヘトになりつつも決めるという懐かしの光景に期待したい。
※学生時代と違って疲れ切る前に交代させられちゃう事が多いので。。。
とはいえだよ。
三井が出て活躍しない展開のほうがおかしいかな
こういう試合ではまずは三井の活躍でしょ
そしてそのあとどうなるかかなでしょ
ここまでいろいろな試合を描写しているのだから次はどうなるのかなでしょ?
Kさんにはプレッシャーかもだけど読者はどういう展開でもあまりマイナスのコメントいらなくない?
要望的には次を純粋に楽しみという事で良いのでは?
純粋に次の展開をお待ちします
ご自愛の上程々に
三井が出て活躍しない方がおかしいかな
このあとどうなるが楽しみでしょうがない
Kさんにはプレッシャーかもだけど
本当に楽しみにしています
ご自愛の上更新の程よろしくお願いします