東京ペイサーズ × 横浜ネッツ
4thクォーター 1分40秒
東京P 72
横浜N 67
三井寿、最終ピリオド開始早々から
怒涛のスリーポイントシュート3連発。
「おいおいおいおい!! 三井、全部入るぞ!!」
「もう好きなだけ撃ってくれ!!!!」
堀田 「三っちゃん!!!!!!」
総立ちの横浜N応援席。
桜木 「くそ……」
(モーリーはちゃんと守ってる…。
なのにミッチーが超えてきやがる…)
三井、ニヤリ。
「まだまだ行けるぜ」
メディアから「ミラクル」と形容される男、
これまで何度もこういうシーンはあったが、
今回のそれは、過去最高だった。
―― リングの大きさが倍以上に見える
道谷《さあ、これで5点差。完全に射程圏内です》
岡浜《これがスリーポイントの怖さですね》
塚本、興奮解説。
《第4クォーターは12点差で始まったんですよ!
東京にある程度余裕があるとみんなが思ったなか、
2分と経たずにこれです…! 岡浜さんの仰る通り
このスリーポイントは脅威です…!》
彩子 「凄すぎる…」
木暮 「三井、お前って奴は…」
安西、ニコリ。
「これはちょっと止まりませんね。
東京ペイサーズは何か特別な策が
必要になりそうですよ」
続く、東京Pのオフェンス。
棟川が人差し指を立てる。
「一本、まず一本だ! 慌てるな」
ビッ! ビッ!
司令塔の指示通り、しっかりとボールを回す。
弥生 「その通り、まずは一本返すこと」
町田 「それだけで流れが止まることは多い」
彦一 「……。」
(逆に言うと、そうしないと勢いは止まらない…?
早くもタイムアウトか交代が必要…!?)
ビッ!
ボールは森尾へ。
三井と1on1の体制。
(決めてくれ、森尾…!!)
(この嫌な空気を壊してくれ…!)
東京P応援席から祈りの声が聴こえるよう。
5点のリードがありながら、もう逆転寸前のような
悲壮感に包まれている。
だが、宇野監督の表情は変わらない。
「問題ない。森尾の調子は悪くない」
与野 「ですね」
杉山 「その通り」
(この第4クォーターも最初の一本は決めてるんだ)
ビッ!
森尾、三井と対峙しながら、
ハイポストのホームズにボールを入れる。
三井 (逃げたか…!)
インサイドに目を向ける。
「中、来るぞ!! 固めろ!!!」
「ああ…!! 勝負に行かない…!!」
「どうした森尾! 強気で行ってくれ…!!」
ここでパスを選択した森尾に対し、
応戦席の不安がさらに高まる。
だが次の瞬間、
ビッ!!
すぐさまホームズは、ボールをリターン。
三井 「…!?」
振り返ると、森尾が目の前から消えている。
三井は一瞬、ゴール下に目を向けた。
その一瞬で、森尾は三井から離れた。
三井 (しまった…!!)
わずかな時間のノーマーク、
だが、森尾は躊躇せず長距離砲の引き金を引く。
ビッ!!!
道谷《ああっと、今度は森尾のスリーー!!!!》
塚本《面白い…!!!!》
ザシュ!!!!!!!
4thクォーター 2分
東京P 75
横浜N 67
道谷《決めたああああーーーーーー!!!!!》
岡浜《さすが!!!!!》
桜木 「モーリー!!!!!」
棟川 「さすがだ!」
東京P、ベンチも応戦席も総立ち。
「うおおおおおおーーーーーーーー!!!!!!」
「これだ!!! ここで決めるのが森尾!!」
「頼りになるなんてもんじゃねええ!!!!」
「あのパスは逃げじゃなかった…!!!!」
杉山、苦笑い。
「ホント、凄い人だよ」
(さっきデビのバイオレーションはあったものの、
どうやらウチの攻撃にブレーキはかかっていない。
あとは…)
道谷《今度は横浜ネッツのオフェンス》
塚本《これは三井君に注目せざるを得ない!》
牧 「三井のシュートは外れないと思った方がいい」
赤木 「そのようだな」
佐戸、腕組み。
「もはやボールを持たせることすら許されない」
キュッ!!!
キュキュッ!!!
30歳の森尾がガムシャラに動く。
22歳の三井が引きはがさんと動く。
「おおおお!! またやり合ってる!!!」
「シューター同士のこの勝負!!!」
藤真、腕組み。
「森尾さんがあれだけ激しくついている。三井が
空くのはほんの一瞬だろう。普通そうそうパスは
通らないものだ。だが…」
仙道、ニコリ。
「パスの出し手があの人だ」
ビッ!!!!!
深津の右手から豪速球。
コーナーで三井がキャッチ。
「通ったああああああーーーー!!!!!!」
「一瞬でも空いたらパスが入る!!!!!」
藤真 「これだ!」
ビッ!!!
三井、ボールを放る。
「撃っ…!!」
「いや…」
ボールはインサイドのパチョレックへ。
「パスだ…!!!!!!」
牧 「…!!」
藤真 「な…!!」
両軍合わせて最長身のパチョレック、
ゴール下でボールを受け取る。
ディフェンスはホームズ。
身長差5cm、体重差10kg。
周囲にヘルプに入れる味方はいない。
完全な1対1。
赤木 (守備陣が外の三井に引き寄せられた…!)
パチョレックは半身で相手を背負う体勢。
河田雅 「振り向けば終わり」
キュッ!!!
パチョレック、ターンからワンハンドジャンパー。
バス!!!!
4thクォーター 2分20秒
東京P 75
横浜N 69
「決めたああああーーーーー!!!!!!!!!」
「パワーで行った!!!!!!」
道谷《横浜、返します!!!!》
塚本《中が完全に1対1になりましたね!》
岡浜《あの形は横浜が有利です》
町田 「ここで、三井から中へのパスか…」
弥生 「これは空いちゃうわね」
町田、苦笑い。
「いまは守備陣が完全に広がっていた。
三井がとんでもない引力を見せている」
彦一、頷く。
「こういう時に、どこからともなく現れるはずの
桜木さんもヘルプに入れんかった…」
木暮、放送席さながらの解説。
「そもそもインサイドのパワープレイは横浜の方が
得意なんだ。そこに三井のアウトサイドの脅威が
入ったことで、存分に強みを生かせる形に…」
彩子、頷く。
「まるで、三井先輩がボールを持っただけで
横浜のスコアが確定するような展開だわ…」
木暮 「ボールを持たせすらしない守備…」
晴子 「さっき安西先生が言ってた特別な策…?」
安西、ニコリ。
「もしかしたら、桜木君の出番かもしれませんね」
観客席も、にわかにざわつき始める。
「いまは何より三井をシャットアウトしないと」
「となれば、アイツだろ」
その頃、東京Pベンチの宇野は、
苦笑いで腕を組んでいた。
「うーん…」
どうやら、周囲のざわつきの理由は分かっている。
「まあ、みんなが考える通りかもしれないんだが、
そういうテレビゲームのようなやり方はあまり
好きじゃないんだよなあ…」
与野、ニコリ。
「テレビゲームと来ましたか」
宇野 「ただ…」
杉山 「…?」
宇野、ニコリ。
「そういう期待に応えてこそのプロスポーツか」
与野 「とか言って、監督も見てみたいんじゃ?」
宇野 「バレた?」
『ピピーーーッ!!』
ここで、ホイッスル。
デビッドソンのドライブに対して、
横浜Nディフェンスの手が出た。
東京Pがフリースローを獲得。
ここでゲームが止まる。
「桜木!」
宇野、桜木を呼ぶ。
桜木 「ぬ?」
宇野、ニコリ。
「プロのディフェンス、できるよな?」
続く
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スラムダンクの続きを勝手に考えてみる(1345) へのコメント一覧
監督の言葉で乗らないわけないな!楽しみ!
マジで
待ってました!!!
桜木のディフェンス史上、三井のステップバックを止めたのが1番だと個人的に思ってたけど、それを超えてくる?
期待しかない!
ヤバいですね。次回は、花道vsミッチーの1on1になりそう。
楽しみ過ぎる。
本当に期待したどおりの展開!どっちにも負けてほしくないな💦
待ちくたびれましたよ笑
東京ペイサーズVS横浜ネッツ、三井寿が連続でスリーを決め5点差まで追い上げる横浜ネッツ!
日本のエース森尾さんがつくが三井が決める!活躍にほんと涙が出そうっす!ノリに乗るネッツに対しペイサーズは、PG棟川さんがボールをしっかり回し、森尾VS三井の1VS1きた〜!ハイポストのホームズに預けて三井が目を離した隙にフリーになりスリーで返して8点差に!いやぁ、恐ろしい!
対しネッツは三井に対し森尾さんが必死につきパスの出所を封じる!この年齢関係ない勝負最高っす!冷静に分析する藤真さん&先頭さんの読み通り深津が一瞬の豪速球から三井が受け取り、スリーを意識させゴール下にパスし点差を6点まで縮めた!ボールを持たしたら脅威!冷静な深津&炎の爆発力の三井やばい!
ここで、宇野監督は悩むが花道を三井のマークにつかせるか!キタキタ来た〜!湘北対決三井寿VS桜木花道!
この先どんな展開を迎えるかワクワクが止まりません!
頑張れ!横浜ネッツ!
たのしー!
これからが本当の戦いですね!プロのディフェンスを見せてくれ!Kさん
って言って欲しかった!
与野でしたね
ところどころ 応援席 が 応戦席 になってます。
桜木にもミッチーにも、更なる活躍にワクワクが止まらないです🎵
乗らないわけがない。
来た!!
Kさんや、宇野監督は「期待には応えるけど、○○いう形で」みたいなのが好きそう。と勝手に妄想してみた。。
かつて、ディフェンスにおいて最も重要なものは何か?といった牧と信長の会話がありました
経験、それが桜木に最も足りないものだと
あれから4年ほど経ちましたか
センス抜群の三井に対して、正しくプロのディフェンスといった様を見せてくれ
おもしれぇ!笑
このワード自体で読者を期待させる事自体が、
Kさんが「プロの作家」なんじゃないかな?
って思うのは自分だけ?
三井「やりましょう」
昔、まだディフェンスが下手だった頃の桜木は、
「常に、マッチアップ相手とボールが見える位置にいろ」
という約束事だけを守り、パスに対しては、驚異的な身体能力で対処するというディフェンスをやっていたことがあったんだよな
でも、今の桜木は、当然、あの頃よりも、あらゆる点において進化している
もしかすると、たとえ三井がボールを受け取ったとしても、何なら、あのバックステップ・スリーすらも防いでしまうかもしれない
逃げたとか言ってる割に自分が逃げてると思った。
でも森尾にスリー決められてて三井が止めれなくて神格化されてないと思ったし今回のはいつもと違う流れに感じた。
東京はまだ余力がある感じ。
花道…楽しみです!
桜木vs三井、原作あの1on1以来、でしたっけ。
楽しみです!
個人的には最後の最後で横浜が勝って、桜木が悔しさからもう一段階レベルアップしてからアメリカへの挑戦みたいな流れが嬉しいです。
ただ!
Kさんの作品自体のファンなので、更にアツイ展開を期待してます!
お身体に気を付けられて、無理なく更新お願いします。
各界を代表した女優対決
観客席での対決にも期待ください
花道vs三井の直接対決楽しみすぎる!!
広角が増えてスクロールするたびにページが開かれます
なんとかなりませんか?